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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

A.2.5 conductor用動作環境ファイルの作成および編集

現在のシステムでconductorを使用していない場合は、conductor用動作環境ファイルを新規に作成します。conductorを使用している場合は、既存のconductor用動作環境ファイルを編集します。

conductor用動作環境ファイルの詳細については、“導入・運用ガイド”の“conductor用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。


conductor用動作環境ファイルの作成

conductor用動作環境ファイルを、以下のサンプルの動作環境ファイルから複写し、作成します。

/etc/opt/FJSVshnsk/etc/conductor/conductor.cfg-sample

編集したconductor用動作環境ファイルは、サンプル用と同じディレクトリにconductor識別子.cfgというファイル名で格納します。


conductor用動作環境ファイルの編集

以下のように、既存のconductor用動作環境ファイルの編集を行います。

V6.0系に存在する実行パラメタ

V6.0系での記述の省略

移行時の編集作業

DirectorInfo

不可

削除

LogFileFolder

なし

LogFileSize

LogFileFolderパラメタが指定されていない場合は、“0”を指定します。

CoreFileFolder

不可

なし

AnsMax (注1)

Shunsaku 6.2からの移行の場合は、なし
Shunsaku 6.1以前からの移行の場合は、必要に応じて編集

MySearchPort

不可

削除

CharacterCode (注1)

指定されていた場合は、削除

StartPoint

なし

WaitTimer

設定されていた場合はその値を、設定されていなかった場合は10000をAPI用動作環境ファイル(注2)のWaitTimerパラメタに設定
conductor用動作環境ファイルは変更なし

MaxConnection

なし

MemKey

不可

削除

SorterInfo (注1)

指定されていた場合は、削除

注1) Shunsaku 6.2にのみ存在するパラメタ

注2) API用動作環境ファイルの詳細については、以下を参照してください。

V6.0系の起動・停止コマンドを使用する場合には、SystemNameパラメタに決定したShunsakuシステム名を設定します。

InsertPointパラメタについては、“_LAST_”を設定します。


上記のconductor用動作環境ファイルに、下記のパラメタについて追加編集を行います。

実行パラメタ

V6.0系での記述の省略

編集作業

PfmFileSize

V9.0系新規

性能ログを採取しない場合は、“0”を指定します。

他のパラメタについては必要に応じて編集してください。