移行前のシステムのディレクタサーバにおいて、運用に使われているconductor、director、searcherおよびsorter(V6.0L30からの移行の場合)のプロセス構成および情報の確認を行います。
以降に、システムの運用形態およびシステムの情報確認の手順について説明します。
現在のシステムの運用形態が以下のいずれであるかを確認します。
conductorおよびsorterを使用している運用形態
conductorを使用し、sorterを使用していない運用形態
conductorを使用していない運用形態
現在のシステムでconductorを使用している場合は、使用しているconductorを特定し、conductor識別子の確認を行います。
現在のシステムでconductorを使用していない場合は、conductorを新規に作成するため、conductor識別子を決定します。conductor識別子は、8バイト以内の半角英数字の文字列とします。
現在のシステムでsorterを使用している場合は、使用しているsorterを特定し、sorter識別子の確認を行います。
現在のシステムでsorterを使用していない場合は、sorterを新規に作成するため、sorter識別子を決定します。sorter識別子は、8バイト以内の半角英数字の文字列とします。
現在のシステムで使用しているdirectorを特定し、director識別子の確認を行います。
現在のシステムで使用しているsearcherを特定し、searcher識別子、searcherが配置されるサーバのホスト名またはIPアドレス、接続するdirectorのdirector識別子の確認を行います。