ソートサーバ増設時のセットアップについて説明します。
conductorからの要求を受け付けるポート番号の定義を指定します。
ソートサーバの以下のファイルに、ソートおよび集計要求を受け付けるポート番号を指定します。
Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\services
指定形式を以下に示します。
指定形式
サービス名 ポート番号/プロトコル
sorterを連想することが可能な文字列を指定します。
ソートサーバで使用していないポート番号を指定します。
tcpを指定します。
定義例を以下に示します。
sorterのサービス名を“shuno1”と指定する場合
shuno1 23201/tcp (1)
(1) conductorからの要求を受け付けるポート番号
注意
conductorからの要求を受け付けるポート番号は、システム用動作環境ファイルのSorterパラメタに指定する必要があります。
参照
システム用動作環境ファイルの実行パラメタの詳細については、“導入・運用ガイド”の“システム用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
sorter用動作環境ファイルは、以下のサンプルのsorter用動作環境ファイルを複写して、編集します。
Shunsakuのインストール先のフォルダ\Shunsaku\etc\sorter\sorter.cfg-sample
編集したsorter用動作環境ファイルは、サンプル用と同じフォルダにsorter識別子.cfgというファイル名で格納します。
sorter識別子は、8バイト以内の半角英数字の文字列を使用します。
参照
sorter用動作環境ファイルの実行パラメタの詳細については、“導入・運用ガイド”の“sorter用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
Shunsakuでsorterを使用するためには、sorterをサービスに登録する必要があります。
sorterのサービスは、shunoserviceコマンドで登録します。
shunoserviceコマンドを実行し、sorterをサービスに登録します。
shunoservice -s sorter識別子 -n Shunsakuシステム名 -a
参照
shunoserviceコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
Shunsakuシステム名が“shunsaku”、sorter識別子が“shuno1”のsorterをサービスに登録する場合
shunoservice -s shuno1 -n shunsaku -a
システム用動作環境ファイルで、IPアドレスを用いずにホスト名を指定した場合は、増設したソートサーバにおいて、以下のファイルにディレクタサーバのIPアドレスおよびホスト名を指定します。
Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\hosts
指定形式を以下に示します。
指定形式
IPアドレス ホスト名
ディレクタサーバのIPアドレスを指定します。
ディレクタサーバのホスト名を指定します。
定義例を以下に示します。
192.168.0.10 DirSvr1