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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

4.5.2 セットアップ

ソートサーバ増設時のセットアップについて説明します。

4.5.2.1 sorter用ポート番号の定義

conductorからの要求を受け付けるポート番号の定義を指定します。

ソートサーバの以下のファイルに、ソートおよび集計要求を受け付けるポート番号を指定します。


Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\services

指定形式を以下に示します。

指定形式

サービス名 ポート番号/プロトコル

サービス名

sorterを連想することが可能な文字列を指定します。


ポート番号

ソートサーバで使用していないポート番号を指定します。


プロトコル

tcpを指定します。


定義例を以下に示します。

sorterのサービス名を“shuno1”と指定する場合

shuno1 23201/tcp                                           (1)

(1) conductorからの要求を受け付けるポート番号


注意

conductorからの要求を受け付けるポート番号は、システム用動作環境ファイルのSorterパラメタに指定する必要があります。

参照

システム用動作環境ファイルの実行パラメタの詳細については、“導入・運用ガイド”の“システム用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。

4.5.2.2 sorter用動作環境ファイルの編集

sorter用動作環境ファイルは、以下のサンプルのsorter用動作環境ファイルを複写して、編集します。


Shunsakuのインストール先のフォルダ\Shunsaku\etc\sorter\sorter.cfg-sample

編集したsorter用動作環境ファイルは、サンプル用と同じフォルダにsorter識別子.cfgというファイル名で格納します。

sorter識別子は、8バイト以内の半角英数字の文字列を使用します。


参照

sorter用動作環境ファイルの実行パラメタの詳細については、“導入・運用ガイド”の“sorter用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。

4.5.2.3 sorterのサービスの登録

Shunsakuでsorterを使用するためには、sorterをサービスに登録する必要があります。


sorterのサービスは、shunoserviceコマンドで登録します。

shunoserviceコマンドを実行し、sorterをサービスに登録します。

shunoservice -s sorter識別子 -n Shunsakuシステム名 -a

参照

shunoserviceコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

Shunsakuシステム名が“shunsaku”、sorter識別子が“shuno1”のsorterをサービスに登録する場合

shunoservice -s shuno1 -n shunsaku -a

4.5.2.4 ホスト名の登録

システム用動作環境ファイルで、IPアドレスを用いずにホスト名を指定した場合は、増設したソートサーバにおいて、以下のファイルにディレクタサーバのIPアドレスおよびホスト名を指定します。


Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\hosts

指定形式を以下に示します。

指定形式

IPアドレス ホスト名
IPアドレス

ディレクタサーバのIPアドレスを指定します。


ホスト名

ディレクタサーバのホスト名を指定します。


定義例を以下に示します。

192.168.0.10   DirSvr1