Javaプログラムで外字を扱う場合、以下の点を考慮する必要があります。
文字エンコーディング
独自の文字エンコーディングでないと外字を扱えない場合は、独自の文字セットコンバータを作成する必要があります。これを行わない場合、Unicodeとの文字マッピングで矛盾が発生し、正しく文字を扱うことができません。
フォント
GUIコンポーネントで外字を表示させる場合、java.awt.Fontでフォント名を指定した上で、java.awt.ComponentのsetFontメソッドでフォントを設定します。
このとき、java.awt.Fontで論理フォント名を指定する場合は、
font.properties(JDK/JRE 1.4の場合)またはfontconfig.properties(JDK/JRE 5.0、6の場合)を編集する必要があります。
文字エンコーディングおよびフォントの詳細は、JDKドキュメンテーションの「国際化」を参照してください。
Webブラウザ上での外字表示
Javaの処理結果を、HTMLドキュメントとしてWebブラウザ上で外字を表示させる場合は、カスケードスタイルシート(CSS)を用いるか、WebブラウザまたはOSをカスタマイズする必要があります。
WebブラウザまたはOSのカスタマイズ方法は、WebブラウザまたはOSのドキュメントを参照してください。