ガーベジコレクション(GC)のログを採取するには、“-verbose:gc”オプションを指定します。本オプションの指定により、GCが発生するたびに、標準出力に1行ずつ出力されます。
出力フォーマットを図1、出力例を図2に示します。
また、本節では、“Javaヒープ”を“ヒープ”と略記します。
図1 GCログの出力フォーマット
[GCの種類 GC前のヒープ使用量->GC後のヒープの使用量(ヒープのサイズ), GCの処理時間] |
GCの種類が“GC”の場合はマイナーGCで、“FullGC”の場合はFullGCであることを示します。
図2 GCログの出力例
[GC 80229K->31691K(259776K), 0.4795163 secs] |
なおFJVMでは、GC処理の結果ログ出力機能の強化を行っています。
より詳細なGC処理の結果ログ情報を得る場合には、当該機能を使用してください。詳細は、“7.2.4 ガーベジコレクション処理の結果ログ出力機能の強化を参照してください。
ログ出力量の増加
本オプションの指定により、ログ出力が増大します。
本オプションを指定する場合は、ログ出力量についての注意が必要です。