(64ビット)
Windows Server(R) for Itanium-based Systemsで動作するJavaプロセス内で実行されるネイティブモジュールについては、以下の注意事項があります。
Java VMが行なうベクタ化例外制御との競合発生の可能性があるため、Javaプロセス内で実行されるネイティブモジュールでは、ベクタ化例外制御を用いないでください。
Javaプロセス内で実行されるネイティブモジュールでC++による構造化例外を使用していても、当該モジュールがその例外を受け取れない場合(C++による構造化例外処理を使用できない場合)があります。
特に次の例外については、C++により構造化例外の対象として設定していたとしても、Java VM側で異常終了対象例外として処理し、Javaプロセスを異常終了させます。
EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION
EXCEPTION_STACK_OVERFLOW
EXCEPTION_ILLEGAL_INSTRUCTION
EXCEPTION_INT_OVERFLOW
EXCEPTION_INT_DIVIDE_BY_ZERO
例外コード (0xC000001E)
またJavaメソッドを実行するスレッド上において、Javaメソッドの中から呼び出された ネイティブモジュール内で発生した例外を、当該Javaメソッドの呼出し元のネイティブ モジュール内でキャッチすることはできません。