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Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド

B.4.1 ロードバランスによる縮退を利用した高信頼化システム

  Interstageシステムを高信頼化するためのロードバランスによる縮退を利用した高信頼化システムについて説明します。

■高信頼化の方式

  複数台のサーバを同一システムとして処理を並列に行い、クライアントからの処理を自動的に分散させます。サーバ異常時はサーバを切り離して、残りのサーバで運用を行います。

■高信頼化の目的

  サーバ間の負荷調整を自動的に行いたい。

■特徴

  サーバマシン異常に対する高信頼化を構築可能。クライアントからの負荷を自動的に分散させます。また、サーバ追加を容易に行うことができます。ネーミングサービスを設定しているサーバに関しては、クラスタシステムを使用し、高信頼化することを推奨します。