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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

11.2.2 メッセージ保証

  イベントチャネル連携サービスは、サーバ間でネットワーク異常が発生してもメッセージの欠落や冗送を防止する保証処理を行っています。メッセージ送受信中の主な異常事象に対する処理内容を以下に説明します。

ネットワーク異常に対する処理

  サーバ間でメッセージの送受信中にネットワーク異常(通信機器異常など)が発生した場合、イベントチャネル連携サービスは、メッセージの送達確認(相手サーバが受信したかどうかの確認)を行い、受信していないメッセージを再送することでメッセージを保証します。

システムダウンに対する処理

  システムダウンとは、自サーバまたは相手サーバのシステムダウンと、MQD、CORBAサービス、ノーティフィケーションサービスまたはJMSの異常終了を意味します。
  サーバ間でメッセージ送受信中に、システムダウンが発生した場合、システム再起動後、イベントチャネル連携サービスは、メッセージの送達確認(相手サーバが受信したかどうかの確認)を行い、受信していないメッセージを再送することでメッセージを保証します。