メッセージの参照は、メッセージキューにあるメッセージの内容を参照する機能です。メッセージの参照は、プログラムインタフェースの“MQDPEEKMSG”または“mqd_peekmsg”により行うことができます。メッセージの参照によって、メッセージがメッセージキューから削除されることはありません。
メッセージの参照にはカーソルを使用します。カーソルはメッセージキューに蓄積されているメッセージを指すものです。メッセージキューへの接続直後、カーソルはメッセージキューの先頭を指しています。そこで、メッセージの参照を実行すると、メッセージを指定のバッファに読み込むことができます。メッセージ参照後のカーソルの動作はオプションにより指定します。
カーソルオプションには以下があります。
メッセージ参照の後、カーソルを次のメッセージに位置付けます。
メッセージ参照の後、カーソルを次のユニットの先頭メッセージに位置付けます。
メッセージ参照の後、カーソルを動かしません。