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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

D.2.8 監査ログ運用の使用メモリ量

  監査ログ運用を行う場合に、Symfoware/RDBプロセス内に獲得するメモリ量です。

  監査ログ運用の使用メモリ量の概算は、次の式で見積もってください。

監査ログ運用の使用メモリ量
      = 監査ログ制御機能の使用メモリ量

    監査ログ制御機能の使用メモリ量
          = 4Mバイト + 監査ログデータベースの管理情報の使用メモリ量

        監査ログデータベースの管理情報の使用メモリ量(Mバイト)
              = (監査ログデータベースを配置するローデバイス数 × 3.1
                + 監査ログエレメント数 × 7.5
                + 監査ログデータベースのページ割当情報 × 2.1)/ 512
            監査ログデータベースのページ割当情報
                  = 監査ログデータベースのページ数 / 5,632
                監査ログデータベースのページ数
                      = 41.6 × 監査ログエレメント数
                        × 監査ログエレメントサイズ(Mバイト)

  

監査ログ制御機能の使用メモリ量

  監査ログ制御機能を使用しない場合は、監査ログ制御機能の使用メモリ量は0バイトです。

  監査ログ制御機能を使用する場合は、監査ログ制御機能の使用メモリ量を見積もります。

  

監査ログデータベースの管理情報の使用メモリ量(Mバイト)

  割り算の結果の小数点以下は、整数に切り上げます。

  

監査ログデータベースを配置するローデバイス数

  監査ログデータベースを配置するローデバイスの数です。

  

監査ログエレメント数

  定義する監査ログエレメントの数です。

  

監査ログデータベースのページ割当情報

  監査ログデータベースのページ割当情報の計算(割り算)結果の小数点以下は、整数に切り上げます。

  さらに、監査ログデータベースのページ割当情報の計算(割り算)結果が、監査ログエレメント数未満の場合は、監査ログエレメント数に切り上げます。

  

監査ログデータベースのページ数

  監査ログデータベースのページ数の計算結果の小数点以下は、整数に切り上げます。

  

監査ログエレメントサイズ(Mバイト)

  定義する監査ログエレメントのサイズ(Mバイト)です。

  監査ログデータベースを配置するローデバイスのサイズではありません。

  rdbauditコマンドの-sオプションで指定するエレメントサイズです。