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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

9.3.3 ユーザ認証

  セションのオープン、初期設定が完了したら、Interstage ディレクトリサービスにアクセスするために、ユーザ認証を行う必要があります。ユーザ認証は、以下の関数を使用して行います。

  以下に、使用例を示します。

  /* 簡易認証 */
  char    *dn = "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com";
  char    *passwd = "secret";
  rtn = ldap_simple_bind_s( ld, dn, passwd );
  if ( rtn != LDAP_SUCCESS ) {
      /* エラー発生時の処理をする */
      ldap_unbind_s( ld );
      return -1;
  }

  dn(バインドするDN)には、管理者DNまたは、ユーザエントリのDNを指定します。

  LDAP V3プロトコルでは、ユーザ認証を省略することができます。ユーザ認証を省略した場合、Interstage ディレクトリサービスへのアクセスは、アノニマス(匿名ユーザ)でのアクセスとして処理されます。