エントリの削除には、ldapdeleteコマンドを使用します。また、ldapmodifyコマンド、またはirepmodifyentコマンドでも削除できます。
ldapdeleteコマンドは、削除したいDNを指定するか、またはDNを記述したファイルを指定して、エントリを削除します。なお、ldapdeleteコマンドにはLDIF形式ではなく、DNのみ指定することに注意してください。
エントリ情報を標準入力、またはファイルで指定する場合は、ldapmodifyコマンドを使用します。
エントリ情報をCSVファイルで指定する場合は、irepmodifyentコマンドを使用します。CSVファイルについては“5.5.2 データベースから抽出したCSVファイルを使う”を参照してください。
各コマンドの使用方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”を参照してください。
ldapdeleteコマンドでファイルを使用する場合
ldapdelete -H ldap://hostname:389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -W -f delete_input.txt(注) |
注)改行を入れないで1行で入力します。
/opt/FJSVirepc/bin/ldapdelete -H ldap://hostname:389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -W -f delete_input.txt(注) |
注)改行を入れないで1行で入力します。
irepmodifyentコマンドでCSVファイルを使用する場合
irepmodifyent -h hostname -p 389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -r rule.xml -i del.csv(注) |
注)改行を入れないで1行で入力します。
下位エントリがあるエントリ(サブツリー)に対して、一度の操作で、削除することはできません。リーフ(最下位)エントリから順に、削除してください。