ebXMLメッセージダンプ取得ツールには2種類の動作モードがあります。
通常モード
ebMSを動作させたままebXMLメッセージダンプの取得を行います。ebMSのWebサーバが使用しているポートの他にebXMLメッセージダンプ取得ツールのためのポートを用意する必要があります。
ネットワーク設定の確認
Webサーバが使用しているポートとは別の空きポートが必要になります。
テスト用CPAの作成および登録
メッセージの送信先Endpointが自サーバのIPアドレスとebXMLメッセージ取得ツールを動作させるポート番号を反映したものになっているCPAを作成し、登録する必要があります。
自サーバのIPアドレスが111.111.111.111、ebXMLメッセージ取得ツールを動作させるポート番号が81の場合
http://111.111.111.111:81/ebms/servlet/ebxmlListener
または
http://localhost:81/ebms/servlet/ebxmlListener
テスト用CPAに対応した受信チャネルの作成
テスト用CPAの内容に整合した受信チャネルを作成する必要があります。
受信専用モード
ebMSのWebサーバを停止させ、Webサーバが利用していたポートをebXMLメッセージダンプ取得ツールが利用します。通常モードと比較して、以下の利点と欠点があります。
利点
Webサーバが使っているポートのみでテストが可能です。
欠点
送信メッセージに対してHTTPレスポンスが返らないため、ebMSに送信失敗のログが残ります。また、メッセージ再送ありの設定のCPAを用いると、設定された期間の間、ebMSはメッセージの再送を行います。
テスト用CPAの作成および登録
メッセージの送信先Endpointが自サーバのIPアドレスとebXMLメッセージ取得ツールを動作させるポート番号を反映したものになっているCPAを作成し、登録する必要があります。
自サーバのIPアドレスが111.111.111.111、ebXMLメッセージ取得ツールを動作させるポート番号が80の場合
http://111.111.111.111:80/ebms/servlet/ebxmlListener
または
http://localhost:80/ebms/servlet/ebxmlListener
または
http://111.111.111.111/ebms/servlet/ebxmlListener
または
http://localhost/ebms/servlet/ebxmlListener
テスト用CPAに対応した受信チャネルの作成
テスト用CPAの内容に整合した受信チャネルを作成する必要があります。
