サンプルプログラムには送信アプリケーションと、受信アプリケーションがあります。送信アプリケーションはイベントチャネルにイベントデータを送信します。ペイロードとして引数で指定されたファイルを送信します。受信アプリケーションはイベントチャネルからイベントデータを受信し、通信パラメタを画面に表示します。イベントデータに格納されていたペイロードはファイルとして出力します。
複数のインタフェースによるプログラムソースを格納していますが、どのインタフェースで作成したアプリケーションも同じ動作をします。
以下にサンプルプログラムの動作概観図を示します。
名称 | 説明 |
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送信アプリケーション | サンプルプログラムを翻訳した送信アプリケーション |
イベントチャネルA | 送信イベントチャネル。イベントチャネル名はGRP1::CHANNEL1 |
イベントチャネルB | 受信イベントチャネル。送信側では使用しません。イベントチャネル名はGRP2::CHANNEL1 |
イベントチャネルC | 受信したebXMLメッセージに異常があった場合にそのメッセージを格納するイベントチャネル。送信側では使用しません。イベントチャネル名はRECVERROR::CHANNEL1 |
説明
送信アプリケーションはConversationIdを採番します。
送信アプリケーションはペイロード1をファイルから読み取ります。
送信アプリケーションは通信パラメタを設定してイベントチャネルにイベントデータを送信します。
送信アプリケーションは同様にペイロード2, ペイロード3をイベントデータとしてイベントチャネルに送信します。
ebMSはイベントデータをebXMLメッセージに変換して、サーバBへ送信します。
名称 | 説明 |
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受信アプリケーション | サンプルプログラムを翻訳した受信アプリケーション |
イベントチャネルA | 送信イベントチャネル。受信側では使用しません。イベントチャネル名はGRP1::CHANNEL1 |
イベントチャネルB | 受信イベントチャネル。イベントチャネル名はGRP2::CHANNEL1 |
イベントチャネルC | 受信したebXMLメッセージに異常があった場合にそのメッセージを格納するイベントチャネル。イベントチャネル名はRECVERROR::CHANNEL1 |
説明
ebMSはebXMLメッセージをイベントデータに変換してイベントチャネルに格納します。
受信アプリケーションはイベントデータを受信します。
受信アプリケーションはイベントデータから通信パラメタとペイロードを取り出し、通信パラメタを画面に表示し、ペイロードをファイルに出力します。
受信アプリケーションは、イベントデータがなくなるまで受信処理を繰り返します。上記の例は前述の送信アプリケーションで送った三通のイベントデータを受信する図になっています。