Property名 | データ型 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
Eyecatch | String | ebXMLのパラメタであることを示す文字列です。ebMSが設定します。 | ||
Version | String | ebXML Message Service Specificationのバージョンレベルです。ebMSが設定します。 | ||
CodeType | int | パラメタを記述しているコード系です。1を設定してください。 | ||
CPAId | String | 通信に使用するcpaのIDです。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。 | ||
FromPartyId | String | 送信元のpartyIdです。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。 | ||
ToPartyId | String | 送信先のpartyIdです。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。 | ||
Service | String | 送信先のService名です。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。 | ||
ServiceType | String | 送信先のServiceTypeです。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。CPA内に定義していない場合には””を設定してください。 | ||
Action | String | 送信先のAction名です。送信アプリケーションが設定します。CPA内部に定義している値を設定してください。 | ||
ConversationId | String | ConversationIdです。送信アプリケーションが設定します。ConversationIdは取引の単位ごとにアプリケーションが設定する値です。ebMSはConversationId単位にメッセージの順序を保証します。ConversationIdはCPAId単位でユニークになるように値を設定してください。以下のような値の方法などで、常にユニークになる値を設定することを推奨します。 | ||
ConversationFlag | int | 会話の状態を示します。送信アプリケーションが1~4のいずれかを設定します。受信アプリケーションには必ず-1が通知されます。 | ||
値 | 意味 | 説明 | ||
-1 | UNKNOWN | 会話状態は不明です。 | ||
1 | START_AND_END | 会話はこのメッセージ一通で完結します。 | ||
2 | START | このメッセージで会話が開始されます。 | ||
3 | CONTINUE | 会話は継続中です。 | ||
4 | END | このメッセージで会話が終了します。 | ||
PayloadFlag | int | ペイロードの状態を示します。送信アプリケーションが設定します。イベントデータで送るペイロードが最初のものかマルチペイロードの一部なのかを表します。STARTからENDまでのメッセージのペイロードをマルチペイロードとして扱い、通信路上では一通のebXMLメッセージとして送ります。受信側ではebMSがイベントチャネルに格納する際に元の形に分割します。マルチペイロードを一通のebXMLメッセージとして送る場合には、トランザクション機能を利用して、一度にイベントチャネルに送信してください。 | ||
1 | START_AND_END | ペイロードはこのメッセージ一通で完結します。 | ||
2 | START | マルチペイロードメッセージの開始です。 | ||
3 | CONTINUE | マルチペイロードメッセージは継続中です。 | ||
4 | END | このメッセージでマルチペイロードメッセージは終了します。 | ||
5 | NONE | このメッセージにはペイロードはありません。 | ||
PayloadLength | int | ペイロードの長さです。送信アプリケーションが設定します。 | ||
PayloadFilePath | String | 大容量ペイロード用ファイルを利用する際にペイロードファイル名をフルパスで表現した文字列を設定します。送信時には、送信するペイロードのファイル名を送信アプリケーションが設定します。受信時には、受信したペイロードを出力したファイル名をebMSが通知します。 | ||
ContentType | String | ebXMLメッセージ内で、ペイロードに対して付加されるMIME Header部分のContent-Type に設定する文字列です。送信時には、送信アプリケーションが設定します。受信時には、ebMS が、ebXMLメッセージ内でペイロードがどのような Content-Type で通知されたかを設定します。以下のいずれかの値を指定してください。(*1)
| ||
RefToMessageId | String | ebXML メッセージ内の MessageData/RefToMessageId に対して指定する文字列を設定します。ebXML メッセージのレベルで関連付けを表現したい場合などに使用します。送信時には、送信アプリケーションが設定します。受信時には、ebMS が、ebXMLメッセージ内のMessageData/RefToMessageId の値を通知します。 | ||
MessageId | String | ebXML メッセージ内の MessageData/MessageId に対して指定する文字列を設定します。送信時には、一意性を持つMessageIdをebMS が自動的に設定するので、送信アプリケーションからは指定しないでください。受信時には、ebXMLメッセージ内のMessageData/MessageId の値をebMSが通知します。 | ||
Timestamp | String | ebXML メッセージ内の MessageData/Timestamp に対して指定する文字列を設定します。送信時には、ebMS が自動的に設定するので、送信アプリケーションからの指定は無視されます。受信時には、ebMS が、ebXMLメッセージ内のMessageData/Timestamp の値を通知します。 | ||
FromRole | String | ebXML メッセージ内の From/Role に設定される文字列を示します。送信アプリケーションが設定します。送信時には、通信パラメタCPAIdで特定されるCPA中にFromPartyId,ToPartyId,Service,Actionが同一になる記述が複数存在しており、それらが異なるRole名によって切り分けられている場合、CPA中のRole記述と整合する値を送信アプリケーションが指定する必要があります。CPA中のRole記述と整合しない値を指定した場合は送信エラーになります。ただし、FromRoleの指定を省略した場合には、他の通信パラメタ指定と整合するCPAが登録されている場合はそれを用いてメッセージを送信し、送信エラーにはなりません。受信時には、ebXMLメッセージ内にFrom/Roleが記述されている場合はその文字列をebMSが通知します。 | ||
ToRole | String | ebXML メッセージ内の To/Role に設定される文字列を示します。送信アプリケーションが設定します。送信時には、通信パラメタCPAIdで特定されるCPA中にFromPartyId,ToPartyId,Service,Actionが同一になる記述が複数存在しており、それらが異なるRole名によって切り分けられている場合、CPA中のRole記述と整合する値を送信アプリケーションが指定する必要があります。CPA中のRole記述と整合しない値を指定した場合は送信エラーになります。ただし、ToRoleの指定を省略した場合には、他の通信パラメタ指定と整合するCPAが登録されている場合はそれを用いてメッセージを送信し、送信エラーにはなりません。受信時には、ebXMLメッセージ内にTo/Roleが記述されている場合はその文字列をebMSが通知します。 |
通信パラメタの中にはXML文書に直接埋め込む文字列があります。したがって&などXML文書に直接記述できない文字列については、通信パラメタで指定するときに文字参照の形で記述してください。以下に代表的な文字参照を示します。
使用禁止文字 | 文字参照 |
---|---|
& | & |
< | < |
> | > |
“ | " |
‘ | ' |
(*1)
Content-Type の値にはさまざまな種類がありますが、ここに記述してあるType以外の値を指定した場合、ebMSの動作は保証しません。
(*2)
image/jpeg を使用する場合には、X Windowシステムのアプリケーションが動作する環境およびが必要です。
通信パラメタ入出力一覧
Property名 | 送信時 | 受信時 |
---|---|---|
Eyecatch | ebMS | 出力 |
Version | ebMS | 出力 |
CodeType | 入力 | 出力 |
CPAId | 入力 | 出力 |
FromPartyId | 入力 | 出力 |
ToPartyId | 入力 | 出力 |
Service | 入力 | 出力 |
ServiceType | 入力 | 出力 |
Action | 入力 | 出力 |
ConversationId | 入力 | 出力 |
ConversationFlag | 入力 | 出力 |
PayloadFlag | 入力 | 出力 |
PayloadLength | 入力 | 出力 |
PayloadFilePath | 入力(省略可) | 出力 |
ContentType | 入力(省略可) | 出力 |
RefToMessageId | 入力(省略可) | 出力 |
MessageId | ebMS | 出力 |
Timestamp | ebMS | 出力 |
FromRole | 入力(省略可) | 出力 |
ToRole | 入力(省略可) | 出力 |
入力:ユーザが設定
出力:ebMSが設定(ユーザは参照)
ebMS:ebMSが設定