ebMSにおけるメッセージ交換の概要について説明します。
ebMSではアプリケーションとebMSの間のメッセージ受け渡しにイベントチャネルを使用します。イベントチャネルとのメッセージングモデルはPoint-To-Pointモデルを使用します。アプリケーションはイベントボディにペイロードと通信パラメタを設定し、イベントチャネルに格納します。イベントチャネルにイベントデータが格納されるとebMSがイベントデータ中のペイロードと通信パラメタからebXMLメッセージを構築し、他サーバに送信します。
他サーバからebXMLメッセージを受信した場合には、ebMSはペイロードと通信パラメタをイベントボディに設定し、イベントチャネルに格納します。アプリケーションはイベントチャネルからイベントデータを受信し、ペイロードと通信パラメタを取得します。
イベントチャネルにイベントデータを格納するインタフェースとして、JMSおよびノーティフィケーションサービスC/C++/Javaを使用することができます。以下にebMSでのメッセージ交換の概念図を示します。