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Interstage Application Server ebXML Message Serviceユーザーズガイド

2.6.2 通信ログの出力形式

  通信ログは以下のファイルにテキスト形式で格納されます。


  Interstage を C:\Interstage にインストールしたものとして説明しています。

C:\Interstage\F3FMebms\ebms\EBMS001\var\trace\access.log

/opt/FJSVebms/ebms/EBMS001/var/trace/access.log

  通信ログには以下のように19種類の情報をカンマ区切りで出力します。CSV形式ファイルとして利用することも可能です。出力契機によってはすべての情報種類番号の情報が出力されるとは限りません。出力する情報がない場合にはカンマが続けて出力されます。

1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19

情報種類番号

名称

内容

1

出力契機番号

出力契機の種類を示す番号が出力されます。

2

出力契機文字列

出力契機の種類を示す文字列が出力されます。

3

EBMS環境識別子

“EBMS001”が出力されます。

4

プロセスID

通信ログを出力したebMSのプロセスIDです。

5

スレッドID

通信ログを出力したebMSのスレッドIDです。

6

時刻1

通信ログを出力したときの、java.util.Dateの文字列表現です。
例)Mon Mar 18 17:11:01 JST 2002

ebMSを起動したユーザの時刻と日付の設定によって時刻表現はかわります。

ebMSを起動したユーザの環境変数TZの値によって時刻表現はかわります。

7

時刻2

通信ログを出力したときの、1970 年 1 月 1 日 00:00:00 GMTからのミリ秒を表します。
例)1016439061921

8

MessageId

対象メッセージのMessageIdです。

9

RefToMessageId

対象メッセージのRefToMessageIdです。

10

FromPartyId

送信元PartyIdです。

11

ToPartyId

送信先PartyIdです。

12

ConversationId

対象メッセージのConversationIdです。

13

SequenceNumber

対象メッセージのSequenceNumberです。

14

CPAId

対象メッセージのCPAIdです。

15

Service

対象メッセージのServiceです。

16

ServiceType

対象メッセージのServiceTypeです。

17

Action

対象メッセージのActionです。

18

Timestamp

対象メッセージのTimestampです。

19

エラー情報

エラーが発生した場合のエラー情報です。エラー情報の詳細については、“第8章 メッセージ”を参照してください。

  以下に各出力契機の際に出力される情報種類番号の一覧を示します。



情報種類番号

1~7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

1

×

×

2

×

×

3

×

4

×

5

6

7

8

9

×

×

10

×

11

×

12

13

×

×

×

×

×

×

×

×

×

14

×

×

×

×

×

×

×

×

15

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

16

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

17

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

    ○:出力される
    ×:出力されない
    △:特定可能な場合、出力される