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Interstage Application Server ebXML Message Serviceユーザーズガイド

2.1 送信機能

  送信機能はebXMLに準拠したメッセージを送信する機能です。ebMS環境定義に指定されている送信イベントチャネルに、アプリケーションがイベントデータを格納することを契機にメッセージを送信します。

  以下に送信機能の処理の流れを示します。

  [図の説明]
  1)アプリケーションがイベントチャネルにイベントデータを送信します。
  2)イベントチャネルから送信するイベントデータを獲得します。
  3)CPA管理機能に登録されたCPAから送信に必要な情報を取り出し、送信先や送信方法を決定します。この情報をもとに、送信するメッセージを作成します。
  4)作成したメッセージを送信します。

  また、イベントチャネルごとに独立した送信処理を並行に行うことによりイベントチャネルを同時に複数使用し、多重度を上げることができます。これによりシステム性能を向上させることが可能です。

  イベントチャネルの設定方法については、“3.2.1 イベントサービスの環境”を参照してください。