［説明］
非常駐形態に対する定義を指定します。
本セクションはワークユニット種別が“ORB”の場合のみ有効です。
“Form”ステートメントに“NONRESIDENT”が指定された場合、本セクションが必須です。
［形式］
[Nonresident Application Process]
Concurrency: | プロセス多重度 |
Pre Exit Program: | 前出口プログラム名 |
Post Exit Program: | 後出口プログラム名 |
Executable File for Exit Program: | 出口プログラム実行ファイル名 |
Maximum Processing Time for Exit Program: | 出口プログラム最大処理時間 |
Dynamic Link Library: | 動的リンクライブラリ名 |
Exit Program for Process Salvage: | プロセス回収出口プログラム名 |
Executable File of Exit Program for Salvage: | プロセス回収出口プログラム実行ファイル |
Request Assignment Mode: | 要求メッセージ振り分け方式 |
［構文規則］
[Nonresident Application Process]セクションは、ワークユニットで1つしか指定できません。
[Application Program]セクションの“Form”ステートメントで“NONRESIDENT”が指定された場合、[Nonresident Application Process]セクションでは、以下のステートメントを必ず指定しなければなりません。
－“Concurrency”ステートメント
すべての[Application Program]セクションの“Form”ステートメントで“NONRESIDENT”が1つも指定されない場合は、[Nonresident Application Process]セクションは無視されます。
“Executable File for Exit Program”ステートメントには、[Application Program]セクションの“Executable File”ステートメントで指定したファイル名は指定できません。
“Executable File of Exit Program for salvage”ステートメントには、[Application Program]セクションの“Executable File”ステートメントで指定したファイル名は指定できません。
［備考］
[Nonresident Application Process]セクションと[Control Option]セクションの両方に“Executable File of Exit Program for Salvage”ステートメントを記述した場合、[Nonresident Application Process]セクションに記述した定義内容が、有効となります。
［説明］
アプリケーションのプロセス多重度を設定します。
1～255の整数値。本ステートメントは必須です。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略不可 |
［説明］
ワークユニット起動時に起動する前出口プログラムの名前を設定します。
本ステートメントは省略可能です。
31バイト以内の英数字とアンダースコア（C言語の関数名）、または1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン（COBOLのプログラムID）。ただし、先頭と最終の文字にハイフンの使用は不可です。
31バイト以内の英数字とアンダースコア（C言語の関数名）ただし、先頭と最終の文字にハイフンの使用は不可です。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
ワークユニット停止時に起動する後出口プログラムの名前を設定します。
本ステートメントは省略可能です。
31バイト以内の英数字とアンダースコア（C言語の関数名）、または、1文字以上の英字を含む、30文字以内の英数字とハイフン（COBOLのプログラムID）。ただし、先頭と最終の文字にハイフンの使用は不可。
31バイト以内の英数字とアンダースコア（C言語の関数名）。ただし、先頭と最終の文字にハイフンの使用は不可。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
前出口プログラムおよび後出口プログラムの実行ファイル名を設定します。
“Pre Exit Program”ステートメントまたは、“Post Exit Program”ステートメントが指定された場合、本ステートメントは必須です。
31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00～0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。
31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
前出口プログラムおよび後出口プログラムの最大処理時間の監視値（秒）を設定します。
1～1800の整数値。
本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、[Control Option]セクションの同名のステートメント指定値が使用されます。
本ステートメントを省略し、かつ、[Control Option]セクションの同名のステートメントを省略した場合、省略値として300が設定されます。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
非常駐アプリケーションからデータベースを使用する場合に動的リンクしたいライブラリ名を指定します。
非常駐形態でアプリケーションを実行すると、アプリケーションに結合されているデータベースのライブラリなども、アプリケーションの実行終了時にプロセス上から解放されるため、誤動作する場合があります。それらのライブラリをプロセスに常駐させたい場合に、本ステートメントを指定します。指定されたライブラリは、アプリケーションが終了してもプロセス上から解放されることはありません。
本ステートメントは、10個まで指定可能です。
31バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00～0x1f,0x7f)を除く文字列。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。
31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
プロセス回収出口プログラムの名前を設定します。ただし、C言語のプログラム名しか指定できません。
31バイト以内の英数字とアンダースコア。
本ステートメントは省略可能です。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
プロセス回収出口プログラムの実行ファイル名を設定します。
本ステートメントは省略可能です。
31バイト以内の制御文字（ShiftJISの0x00～0x1f,0x7f）を除く文字列。ただし、半角および全角英文字の大文字と小文字は区別されません。
[Nonresident Application Process]セクションと[Control Option]セクションの両方に“Executable File of Exit Program for Salvage”ステートメントを記述した場合、[Nonresident Application Process]セクションに記述した定義内容が、有効となります。
31バイト以内の空白文字と半角カナを除く文字列。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
［説明］
クライアントからの要求メッセージを、要求待ちのサーバアプリケーションプロセスに振り分ける方式を指定します。
“LIFO”: 要求待ちのサーバアプリケーションプロセスの中で、最後に要求待ちとなったプロセスに、クライアントからの要求メッセージを割り当てます。
“FIFO”: 要求待ちのサーバアプリケーションプロセスの中で、最初に要求待ちとなったプロセスに、クライアントからの要求メッセージを割り当てます。
本ステートメントが指定された場合、ワークユニット内のすべての非常駐型アプリケーションに対して有効となります。また、[ControlOption]セクションの“Request Assignment Mode”ステートメントと同時に指定された場合は、本セクションの指定が有効となります。
本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として[ControlOption]セクションの“Request Assignment Mode”ステートメントで指定された値が設定されます。どちらも省略された場合は、省略値として“LIFO”が設定されます。
［サポート範囲］
OS | Windows, Solaris, Linux |
有効なワークユニット種別 | ORB |
省略可否 | 省略可能 |
