Interstage稼働状態の監視モードを指定します。
稼働状態監視モードとは、Interstageの運用中にInterstageを構成するサービスが停止した場合の動作を定義するモードであり、以下の2種類があります。
“mode1”
Interstageの運用中にInterstageを構成する以下のサービスが停止した場合、Interstageを停止します。
本モードは、サービスの停止により運用中の業務に影響を与えるため、Interstageを停止する必要がある場合に選択してください。
CORBAサービス
ネーミングサービス(注1)
インタフェースリポジトリ(注1)
コンポーネントトランザクションサービス
データベース連携サービス
ロードバランスオプション(注1)
Webサーバ(注2)
注1)
クラスタシステム上のInterstageの運用環境で本モードを指定する場合は、状態遷移プロシジャ内の環境変数IS_ISV_WATCH_MODEに“1”を設定してください。環境変数IS_ISV_WATCH_MODEに“1”を設定しない場合、本サービスが停止した場合でもInterstageの運用を継続します。なお、本サービス以外のサービスが停止した場合は、Interstageを停止します。
注2)
Interstage管理コンソールの[システム:環境設定]画面で、定義項目[Interstageとの連動] > [Webサーバ]に“連動する”を設定している場合は、Webサーバが停止してもInterstageの運用を継続します。Webサーバの停止を契機にInterstageを停止する場合は、Interstage管理コンソールの[システム:環境設定]画面で、定義項目[Interstageとの連動] > [Webサーバ]に“連動しない”を設定し、isinitコマンドまたはismodifyserviceコマンドでWebサーバをセットアップしてください。isinitコマンドおよびismodifyserviceコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
“mode2”(省略値)
Interstageの運用中に以下のサービスが停止した場合、Interstageを停止します。なお、以下以外のサービスが停止した場合は、Interstageの運用を継続します。
本モードは、以下以外のサービスが停止した場合でも、Interstageの運用が可能であり、運用中の業務に影響を与えない場合に選択してください。
CORBAサービス
コンポーネントトランザクションサービス
データベース連携サービス