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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

F.2.2 チューニング

管理サーバのチューニング

  管理サーバのチューニングは、Interstage管理コンソールを使用して、業務構成管理の環境設定を変更することで実施します。チューニングの対象となる定義項目は、以下の2つです。

  チューニングを行う場合、これらの定義項目を修正し [適用]ボタンを押してください。また、これらの作業は、運用負荷が低い状態で実施してください。運用負荷が高い時に実施すると運用が遅延する場合があります。リポジトリの格納先を変更した場合、すでにリポジトリに格納されている資源は自動的に移行されます。

リポジトリの格納先

  リポジトリの格納先を変更する場合は、後述する計算式で算出された値を確保できるパスを指定してください。ただし、計算値は最大で利用した場合の値であるため、初期状態で設定した領域を獲得することはありません。

リポジトリの格納サイズ  =  1,048,576(byte)
+{管理対象サーバの数}   ×16,384(byte)
+{サーバグループの数} ×12,288(byte)
+{可変情報の総数}※1   × 8,192(byte)

※1)可変情報の総数
以下に示す定義の合計数を対象とします。
-IJServer定義
-ワークユニット定義
-リソース定義(JDBC, Connector, JMS, JavaMail, JTSリソース定義)
-イベントサービス構成情報


  リポジトリの格納先を変更する場合は、セキュリティ対策として、管理者権限を持つユーザのみがディレクトリを参照・更新できるよう、にオペレーティングシステムの機能を利用して変更してください。セキュリティ対策が不要な場合は、省略することが可能です。

エクスプローラのファイルプロパティを利用して変更します。

1. エクスプローラの起動
2. リポジトリの格納先フォルダを選択して右クリックして設定メニューを表示
3. “プロパティ”を選択
4. “セキュリティ”タブを選択
5. “Administrators”グループにのみ“フルコントロール”を付与

スーパユーザを利用し下記の処理を行ってください。下記は、rootユーザのみに権限を与える場合です。

chown -R root /opt/data/repository
chmod -R 700 /opt/data/repository

リポジトリの最大サイズ

  リポジトリの格納先が他製品もしくはアプリケーションと共有されるディスクであった場合、最大サイズを設定することで、ディスクの容量不足などの影響を抑止することができます。ただし、リポジトリの最大サイズを“0"もしくは省略することで、若干の性能向上が図れるため、リポジトリの最大サイズは省略値を推奨します。

管理対象サーバのチューニング

  サイト内で管理される管理対象サーバのチューニングは、Interstage管理コンソールを使用して、業務構成管理の環境設定を変更することで実施します。チューニングの対象となる定義項目は、以下の2つです。

  チューニングを行う場合、これらの定義項目を修正し [適用]ボタンを押してください。また、これらの作業は、運用負荷が低い状態で実施してください。運用負荷が高い時に実施すると運用が遅延する場合があります。

リポジトリの格納先

  リポジトリの格納先を変更する場合は、後述する計算式で算出された値を確保できるパスを指定してください。ただし、計算値は最大で利用した場合の値であるため、初期状態で設定した領域を獲得することはありません。

リポジトリの格納サイズ  =  1,048,576(byte) + {可変情報の総数}※1 × 8,192(byte)

※1)可変情報の総数
以下に示す定義の合計数を対象とします。
-IJServer定義
-ワークユニット定義
-リソース定義(JDBC, Connector, JMS, JavaMail, JTSリソース定義)
-イベントサービス構成情報


  リポジトリの格納先を変更する場合は、セキュリティ対策として、管理者権限を持つユーザのみがディレクトリを参照・更新できるよう、にオペレーティングシステムの機能を利用して変更してください。セキュリティ対策が不要な場合は、省略することが可能です。

エクスプローラのファイルプロパティを利用して変更します。

1. エクスプローラの起動
2. リポジトリの格納先フォルダを選択して右クリックして設定メニューを表示
3. “プロパティ”を選択
4. “セキュリティ”タブを選択
5. “Administrators”グループにのみ“フルコントロール”を付与

スーパユーザを利用し下記の処理を行ってください。下記は、rootユーザのみに権限を与える場合です。

chown -R root /opt/data/repository
chmod -R 700 /opt/data/repository

リポジトリの最大サイズ

  リポジトリの格納先が他製品もしくはアプリケーションと共有されるディスクであった場合、最大サイズを設定することで、ディスクの容量不足などの影響を抑止することができます。ただし、リポジトリの最大サイズを“0"もしくは省略することで、若干の性能向上が図れるため、リポジトリの最大サイズは省略値を推奨します。

スタンドアロンサーバのチューニング

  スタンドアロンサーバのチューニングは、Interstage管理コンソールを使用して、業務構成管理の環境設定を変更することで実施します。チューニングの対象となる定義項目は、以下の2つです。

  チューニングを行う場合、これらの定義項目を修正し [適用]ボタンを押してください。また、これらの作業は、運用負荷が低い状態で実施してください。運用負荷が高い時に実施すると運用が遅延する場合があります。

リポジトリの格納先

  リポジトリの格納先を変更する場合は、後述する計算式で算出された値を確保できるパスを指定してください。ただし、計算値は最大で利用した場合の値であるため、初期状態で設定した領域を獲得することはありません。

リポジトリの格納サイズ  =  1,048,576(byte) + {可変情報の総数}※1 × 8,192(byte)

※1)可変情報の総数
以下に示す定義の合計数を対象とします。
-IJServer定義
-ワークユニット定義
-リソース定義(JDBC, Connector, JMS, JavaMail, JTSリソース定義)
-イベントサービス構成情報


  リポジトリの格納先を変更する場合は、セキュリティ対策として、管理者権限を持つユーザのみがディレクトリを参照・更新できるよう、にオペレーティングシステムの機能を利用して変更してください。セキュリティ対策が不要な場合は、省略することが可能です。

エクスプローラのファイルプロパティを利用して変更します。

1. エクスプローラの起動
2. リポジトリの格納先フォルダを選択して右クリックして設定メニューを表示
3. “プロパティ”を選択
4. “セキュリティ”タブを選択
5. “Administrators”グループにのみ“フルコントロール”を付与

スーパユーザを利用し下記の処理を行ってください。下記は、rootユーザのみに権限を与える場合です。

chown -R root /opt/data/repository
chmod -R 700 /opt/data/repository

リポジトリの最大サイズ

  リポジトリの格納先が他製品もしくはアプリケーションと共有されるディスクであった場合、最大サイズを設定することで、ディスクの容量不足などの影響を抑止することができます。ただし、リポジトリの最大サイズを“0"もしくは省略することで、若干の性能向上が図れるため、リポジトリの最大サイズは省略値を推奨します。