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ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド

5.1 マネージャ

マネージャは、管理サーバを起動することで、自動的に起動します。
ここでは、マネージャを意図的に起動、停止する方法、および起動状態の確認方法について説明します。

マネージャは、以下のWindowsのサービスから構成されています。

Windowsのコントロール パネルで"管理ツール"から"サービス"を開き、[サービス]画面で、それぞれのサービス状態を確認できます。

サービスの起動と停止は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用し、マネージャ本体とイメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御を構成するサービスをまとめて行ってください。

コマンドについては、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「5.6 rcxadm mgrctl」を参照してください。

なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、フェールオーバー クラスタ管理ツリーで、マネージャ用の"サービスまたはアプリケーション"を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオンラインにする(B)]または[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

注意

  • "SystemWalker MpWksttr"は、以下の製品と共通のサービスです。

    • Systemwalker Centric Manager

    • ETERNUS SF Storage Cruiser

    このため、rcxadm mgrctlコマンドでは以下の動作が行われます。

    start: サービスが起動されていない場合だけ起動します。
    stop: 停止しません。

    SystemWalker MpWksttrサービスを停止する場合は、以下の手順で行ってください。

    1. rcxadm mgrctlコマンドのstopサブコマンドで、マネージャ本体の他のサービスを停止します。

    2. 管理サーバ上にSystemWalker MpWksttrサービスを共有する製品がインストールされている場合は、それらのサービスを停止します。

    3. Windowsのコントロール パネルで"管理ツール"から"サービス"を開き、[サービス]画面で、SystemWalker MpWksttrサービスを停止します。

  • マネージャを構成するサービスのうち、一部を停止した状態では運用できません。必ず、すべてのサービスが動作している状態で運用してください。

  • マネージャ起動時に、ケーブルが抜けているなどの理由で管理LANによる通信ができない状態になっていると、PXE Servicesが自動的に起動しない場合があります。PXE Servicesが停止していた場合は、管理LANのネットワークインタフェースを調査し、外部と通信できることを確認してください。
    通信ができなかった場合は、管理LANを復旧したあとに、上記の手順を行ってマネージャを起動してください。