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ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド

1.2.2 商品による機能の違い

本製品で利用できる機能は、購入した商品によって異なります。

ServerView Resource Coordinator VE Standard(以降、Standard)またはServerView Resource Coordinator VE Enterprise(以降、Enterprise)の場合、以下のように機能が異なります。

EnterpriseのマネージャはStandardのエージェントを管理することもできますが、利用できる機能はStandardの範囲になります。Standardのマネージャは、Standardのエージェントだけを管理できます。

表1.7 商品による機能の違い

機能

Standard

Enterprise

管理対象サーバ台数

36台

無制限

マネージャのクラスタ運用

不可

利用可

管理LAN冗長構成での運用

監視だけ利用可

利用可 (*1)

*1: ネットワーク冗長化ソフトウェアとしてPRIMECLUSTER GLSの伝送路二重化機能を利用している場合、一部のLANに異常が発生した状態でもシステムイメージのバックアップ・リストアとサーバ切替えができます。


PRIMERGY向けのServerView Resource Coordinator VE Compactセット(以降、Compactセット)の場合は、Standard/Enterpriseと比較して使用可能な範囲は以下になります。

マネージャとエージェントが共にCompactセットの組合せだけが利用できます。

表1.8 PRIMERGY向けCompactセットの使用可能範囲

機能

Compactセット

管理対象サーバ台数

18台

マネージャのクラスタ運用

不可

管理LAN冗長構成での運用

監視だけ利用可

SAN接続 (I/O仮想化)

不可

他社PCサーバ

不可