システム監視APIのMp_ReadMsg()関数(Solaris版)及びMp_GetMsgMap()関数(Windows版)の復帰時に、メッセージテキストが格納される出力パラメタのmsgtext(メッセージテキスト)に空文字列が設定されているか、または監視事象と関係のないメッセージテキストが入っている場合があります。
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
原因
運用管理サーバおよび監視対象のSystemwalker Centric Managerを起動したときに、そのことをSystemwalker Centric Manager内部に通知するために監視メッセージが発生します。そのメッセージテキストに空文字列や監視事象と関係のないメッセージが設定されています。この監視メッセージはメッセージログに残らず、[Systemwalkerコンソール](監視画面)にも表示されません。
Mp_ReadMsg()関数(Solaris版)及びMp_GetMsgMap()関数(Windows版)の出力パラメタmsgtype(メッセージ種別)が以下の値である場合、そのメッセージはSystemwalker Centric Managerの内部で使用されるメッセージです。そのため、Mp_ReadMsg()関数(Solaris版)及びMp_GetMsgMap()関数(Windows版)の出力パラメタmsgtext(メッセージテキスト)には、メッセージテキストが無かったりまたは監視事象とは関係のないメッセージテキストが入っている場合があります。
発生条件となるmsgtype(メッセージ種別)の値
OP_APIMSGTYPESTAT
OP_APIMSGTYPESTOP
OP_APIMSGTYPECHNG
対処方法
これは仕様で、特に対処をする必要はありません。