エラーメッセージ
OD: ERROR: od10925:Client timeout.(host=%s1,impl=%s2,intf=%s3,op=%s4) (type=%s5,receive_timeout = %s6) |
シスログ、またはイベントログ(アプリケーション)に出力されます。
%s1:相手先サーバホスト名
%s2:インプリメンテ-ションリポジトリID
%s3:インタフェースリポジトリID
%s4:オペレーション名
%s5:タイムアウトの種別
system : configファイルのperiod_receive_timeoutで設定されたタイムアウトを検出
host : CORBA_ORB_set_client_timer関数で設定されたタイムアウトを検出
thread : CORBA_ORB_set_client_request_timer関数で設定されたタイムアウトを検出
%s6:返信待機時間の値
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V10.0L10以降
Solaris版:10.0以降
Linux版:V11.0L10以降
原因
サーバホスト(%s1)に発行したリクエストが返信待機時間(configファイルのperiod_receive_timeout×5秒)以内に返信されなかったため、リクエストを発行した機能でタイムアウトが発生したことを示すメッセージです。
システムの一時的な高負荷により、リクエストを発行した機能でタイムアウトが発生する場合があります。
対処方法
現象発生時刻前後に、リクエストを発行した機能のエラーが出力されていない場合は、内部的なリトライ処理等により処理を完了していますので、対処不要です。
リクエストを発行した機能側のリクエスト返信待機時間が短い場合は、period_receive_timeoutの値を増やすなどの対処を実施し、リクエスト返信待機時間を増やしてください。
修正するファイルは、下記になります。
【Windows版の場合】
Systemwalkerインストールディレクトリ¥MPWALKER.DM¥mpobjdsv¥etc¥config
【Solaris版の場合】
/etc/opt/FSUNod/config
【Linux版の場合】
/etc/opt/FJSVod/config
※ ファイルを編集した後、運用管理サーバでシステムを再起動して設定を有効にしてください。
上記対処により問題が解決されない場合は、富士通技術員にお問い合わせください。