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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

16.4.1 WEBサービスの稼働監視が正しくできない

対象バージョンレベル

対処1

原因

監視対象ノードが監視マップ上に存在していないために発生します。

対処方法

ノードマップ上に監視対象のノードが存在しているか確認してください。スクリプトに追加した監視対象のホスト名が、ノードマップ上のノードのネットワークタブのホスト名と一致しない場合は、正しく監視を行うことはできません。

対処2

確認ポイント

部門管理サーバまたは業務サーバにてスクリプトを実行している場合は、、システム監視設定画面よりスクリプトを実行しているノードに接続し、[通信環境定義]-[接続]-[詳細]を選択、接続詳細画面を起動し、中継機能が有効になっているか確認してください。

原因

システム監視の中継機能が無効になっています。

対処方法

中継機能を有効にしてください。

対処3

確認ポイント

被監視ホストにイベントを通知する上位システム(メッセージを通知するシステム)を指定していませんか。

対処方法

被監視ホストにはイベントを通知する上位システム(メッセージを通知するシステム)を指定することはできません。

対処4

確認ポイント

連携型の運用管理サーバ二重化運用を構成する従系の運用管理サーバから以下のイベントが通知されていませんか。

MpNmsWS: ERROR: 2004: ユーザーカスタマイズ情報に誤りがあります。
カスタマイズ情報:g(PollingHost)=%h1 監視元:%h2 [%s]
      %h1: スクリプトで指定した監視元ホスト名
      %h2: 実際に動作するホストの名前
      %s : 監視スクリプトのファイル名

その場合、スクリプトの編集可能部分にある「監視元ホスト」に、従系サーバのホスト名を指定していることを確認してください。

原因

連携型の運用管理サーバ二重化運用を構成する従系の運用管理サーバで監視を行う場合はスクリプトの編集可能部分にある「監視元ホスト」に、従系サーバのホスト名を指定する必要があります。

対処方法

連携型の運用管理サーバ二重化運用を行っている場合は、スクリプトの編集可能部分にある「監視元ホスト」に、主系、従系サーバのホスト名を空白で区切って指定してください。

例) set g(PollingHost) {Master-host Slave-host1 Slave-host2 Slave-host3}

スクリプトの編集後、運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)の手順に従ってポリシーの作成およびポリシーの同期を行ってください。