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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

7.21 ワークユニットの稼動状況を正しく監視できない

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

同一アクションを抑止する設定をしていませんか。

原因

[アクション環境設定]-[動作設定]タブの[同一アクションを抑止する]チェックボックスを選択している場合は、メッセージ抑止で設定しているメッセージ抑止時間の間隔よりも短い時間で、メッセージが多発したとき(例:ワークユニットの起動/停止の繰返し)、同一アクションが抑止され、稼働状態が正しく反映されません。

対処方法

[同一アクションを抑止する]チェックボックスの選択を外してください。

対処2

確認ポイント

運用管理サーバで、以下のコマンド実行し、“アプリケーション起動”の自動アクションが抑止されていないか確認します。

対処方法

コマンドの実行結果に、“Program Invocation: STOP”が表示されている場合は、“アプリケーション起動”の自動アクションが抑止されています。抑止を解除するために以下のコマンドを実行してください。

対処3

確認ポイント

イベント監視条件の定義は正しいですか。

原因

Interstage(ワークユニット)稼働監視を行っている場合、“表:稼働監視の対象メッセージID”に示すメッセージIDを持つメッセージをもとに稼働監視を行っています。

対処方法

イベント監視の条件定義でメッセージ監視を抑止していないか確認してください。

表7.1 稼働監視の対象メッセージID

メッセージの先頭

メッセージ識別子

UNIX版の場合

Windows版の場合

TD

F3FMtd

td11028

td11029

td11030

td11002

td11003

td12033

td12034

td12035

td11031

td11032

td11033

td11035

FJSVjs2:

F3FMjs2:

2006

2012

2017

2208

2211

対処4

確認ポイント

Interstageワークユニットの追加やワークユニット種別の変更をしていませんか。

原因

Interstageワークユニットの追加やワークユニット種別の変更により、以前の監視情報と不整合が発生しています。

対処方法

検出済みの対象ワークユニットを削除後、アプリケーションの自動検出を行い、ワークユニットを再検出してください。