Interstage Studio ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第7章 実行> 7.2 COBOLプロジェクトの実行方法

7.2.2 COBOLプロジェクトの実行

COBOLプログラムの実行手順について説明します。

+COBOLプログラムを実行する

  1. 構造ビューまたは依存ビューでCOBOLプロジェクトを選択します。
  2. メニューバーから[実行] > [構成および実行]を選択します。[構成および実行]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左のペインで[COBOLアプリケーション]を選択し、ダブルクリックします。
  4. 右のペインに起動構成の設定ページが表示されます。
  5. デフォルトで起動構成名が[名前]に表示されます。起動構成名は任意の名前に変更することができます。
  6. [メイン]タブをクリックします。
  7. [プロジェクト名]にCOBOLプロジェクト名を入力します。または[参照]をクリックしてCOBOLプロジェクトを選択します。
  8. 指定したプロジェクトのターゲットがダイナミックリンクライブラリの場合には、[実行ファイル]を指定します。
  9. [作業フォルダ]には、実行時のカレントフォルダを指定します。実行に必要なダイナミックリンクライブラリをそのフォルダに格納しておくことで、実行時にロードすることができます。
  10. [プログラム引数]にコマンドラインで指定する形式でパラメタを入力します。
  11. [実行]をクリックすることでプログラムが実行されます。

依存ビューなどでプロジェクトを選択し、メニューバーから[実行] > [実行] > [COBOLアプリケーション]を選択することにより、デフォルトの設定でプログラムを実行することができます。

+COBOLアプリケーション起動構成の設定項目

COBOLアプリケーション起動構成のメインタブ以外の設定項目について説明します。

++[ソース]タブ

デバッグ時に使用するソース検索パスを指定します。

++[環境]タブ

COBOLランタイムが処理の開始時に環境固有情報を得るために使用する情報を設定します。

実行用初期化ファイルと[環境]タブで設定した環境変数が重複した場合は、実行用初期化ファイルで設定した情報が有効となります。
実行環境情報の詳細については"NetCOBOL 使用手引書"を参照してください。

++[共通]タブ

起動構成の情報の保存方法や、実行・デバッグ起動後に開かれるパースペクティブなどを指定します。

[別名保存]

起動構成のタイプに[ローカルファイル]または[共用ファイル]を選択します。[ローカルファイル]を選択した場合には、ワークスペースメタデータに起動構成の内容がローカルに保存されます。[共用ファイル]を選択した場合、指定した場所に起動構成の内容を保存し、共用することができます。

[お気に入りメニューで表示]

お気に入りメニューに[構成および実行]および[構成およびデバッグ]を追加する場合は、[構成および実行]および[構成およびデバッグ]をチェックします。デフォルトでこれらの項目は選択されません。

[標準入出力]

COBOLアプリケーション起動構成では、標準入出力の設定変更は無効です。

[バックグラウンドでの起動]

COBOLアプリケーションをバックグラウンドで起動する場合には、[バックグラウンドでの起動]をチェックします。デフォルトではバックグラウンドでの起動が選択されています。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2009 FUJITSU LIMITED