Interstage Studio ユーザーズガイド |
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第5章 ビュー | > 5.11 UIマネージャビュー | > 5.11.1 UIマネージャビューの機能 | > 5.11.1.2 入力された値をチェックする処理の設定 |
カスタムバリデータを設定するためには、UIマネージャビューの左側にあるツリーから[入力値チェック] > [カスタムバリデータの設定]を選択します。以下にカスタムバリデータの設定画面で設定できる項目について説明します。
項目 |
説明 |
---|---|
カスタムバリデータを設定する |
バリデータのクラスを設定する場合に選択します。 |
ID |
バリデータのIDを指定します。 |
クラス名 |
バリデータクラスのクラス名を指定します。 |
参照 |
クラスを選択するダイアログボックスを表示します。 |
生成 |
新規ファイルを追加し、バリデータクラスを作成します。 |
各項目で設定できる内容を、具体的に説明します。
UIコンポーネントのタグの子要素として、f:validatorタグが追加されます。f:validatorタグのvalidatorId属性に、[ID]で入力した文字列が指定されます。バリデータのIDとして指定するのは、faces-config.xmlに登録してある<validator-id>の値です。
例) <h:inputText value="#{__myBean.name}"> <f:validator validatorId="myValidator"> </h:inputText>
ID、パッケージ、クラス名を入力後に[生成]をクリックすると新規ファイルを作成し、設定されたクラスが追加されます。実際に生成されるソースには、StateHolderインタフェースが実装されていますが、以下の例では省略しています。
例) package myApp; public class MyValidator implements Validator { public void validate(FacesContext context, UIComponent component, Object value) throws ValidatorException{ } }
faces-config.xmlには、追加したクラスをバリデータとして登録します。
例) <validator> <validator-id>myValidator</validator-id> <validator-class>myApp.MyValidator</validator-class> </validator>
この場合には、各タグの値は以下のように設定されます。
要素 |
設定値 |
---|---|
<validator-id> |
[ID]で入力された値が設定されます。 |
<validator-class> |
([クラス名]で入力された値)が設定されます。 |
[追加] 、[生成]をクリックしてJavaソースファイルにメソッドやクラスを追加する場合には、以下の事項に注意してください。
- 一度Javaソースに追加したメソッドやクラスは、再度UIマネージャビューで名前を変更しても変名されません。UIマネージャビューで変名されたメソッドやクラスは新規に追加されます。以前のメソッド、クラスは削除されません。
- すでに存在するメソッドやクラスを設定した場合には、新たに作成せず、既存のメソッドやクラスにフォーカスが設定されます。
UIマネージャやコンテキストメニューを操作して追加されるJavaのソースファイルには、よく使用する処理があらかじめ記述してあります。
- メソッドなどを追加したManaged Beanのソースファイルには、Managed Beanを取得する処理などが記述されています。これらの処理はJSPページが持つデータを操作するために使用できます。
- カスタムバリデータのクラスは、StateHolderインタフェースを実装しています。このインタフェースはリクエスト間でJSPページの状態を保持するためのメソッドを提供しています。
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