Interstage Studio ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 エディタ> 4.6 XMLエディタ> 4.6.9 設定

4.6.9.1 全般

XMLエディタの全般について指定します。

オプション

説明

デフォルト

インデント処理を行う

チェックした場合、インデント処理を行います。
注)インデントは、エディタの左端を基準として計算します。

オン

子要素挿入時のインデント

子要素挿入時のインデントの種類(タブ、空白)と数を設定します。

4(空白)

バックアップファイルの作成

チェックした場合、保存時にバックアップファイルを作成します。バックアップファイルは、保存したソースを格納してあるフォルダ下に拡張子が".bak"として作成されます。

オフ

XML文書中のDTDファイルをDTD/XML Schema一覧に追加する

XML文書中のDTDファイルをDTD/XML Schema一覧に追加し、DTD/XML Schemaビューの要素として表示します。

オン

XML SAX2パッケージ名

妥当性チェックで使用するXML SAX2パッケージを指定します。初期値は、システム標準(富士通XMLプロセッサ)になります。

システム標準

DTD/XML Schema一覧

DTD/XML Schemaビューに表示するDTDまたはXML SchemaのURI、またはファイル名、およびそのルート要素名を指定します。
[新規]および[編集]を押したときに表示されるダイアログボックスについては、[DTD/XML Schema追加]、[DTD/XML Schema編集]ダイアログボックスを参照してください。

注)
DTD/XML Schema URIで使用するDTDファイルへ、ネットワークのURIが指定されている場合には、自動的にネットワーク接続を行い、DTDファイルを参照します。
DTD/XML Schema URIは、大文字、小文字を区別します。

なし

XMLパーサ「crimson」はJDK1.4に標準で含まれています。妥当性チェックで「crimson」を利用するには、XML SAX2パッケージ名に「org.apache.crimson.parser.XMLReaderImpl」を指定してください。
妥当性チェックで使用するXMLパーサを標準の富士通製XMLパーサから、任意のXMLパーサへ変更する場合は以下の処理を行ってください。
<Java統合開発環境のインストールフォルダ>配下の
\eclipse\plugins\com.fujitsu.apworks.apdesigner.XMLEditor_3.1.0\META-INF\MANIFEST.MFファイル内のRequire-Bundle:のあとに使用したいXMLパーサプラグイン名を追加します。
以下にMANIFEST.MFファイルの一部を表示します。
Manifest-Version: 1.0
 ・・・
Require-Bundle: org.eclipse.ui.ide,
 org.eclipse.ui.views,
 org.eclipse.jface.text,
 org.eclipse.ui.workbench.texteditor,
 org.eclipse.ui.editors,
 org.eclipse.core.resources,
 org.eclipse.ui,
 org.eclipse.jdt.core,
 org.eclipse.jdt.ui,
 org.apache.ant,
 org.eclipse.ant.core,
 com.fujitsu.xml2,
 org.eclipse.core.runtime.compatibility,
 com.fujitsu.platform.core
 ここにXMLパーサプラグイン名を追加
 ・・・
次に、XMLパーサをeclipseで使用可能なプラグインとして、組み込むための設定を行います。
  1. 使用したいXMLパーサ名のフォルダを\eclipse\pluginsの下に作成します。
  2. 作成したフォルダに、XMLパーサの.jarファイルを格納します。
  3. 同じフォルダに、plugin.xmlというファイル名のテキストファイルを作成し、以下のように編集します。

    %pluginName

    XMLパーサのplugin名を指定します。
    他のpluginと同じにならない任意の文字列を指定してください。

    %id

    IDとなる任意の文字列を指定します。
    eclipseにインストールされている他のpluginのidと同じにならない文字列を指定してください。

    %version

    任意のバージョン番号を指定します。

    %providerName

    任意のプロバイダ名を指定します。

    xmlParserAPIs.jar

    XMLパーサを構成するJARファイル名を指定します。

    xercesImpl.jar

    XMLパーサを構成するJARファイル名を指定します。

 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
 <plugin
  name="%pluginName"
  id="%id"
  version="%version"
  provider-name="%providerName">

  <runtime>
   <library name="xmlParserAPIs.jar">
    <export name="*"/>
   </library>
   <library name="xercesImpl.jar">
    <export name="*"/>
   </library>
  </runtime>

 </plugin>

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2009 FUJITSU LIMITED