Apcoordinatorとは、J2EEに基づいたアプリケーションの開発をサポートするフレームワークの名称です。アプリケーションの実行機能はApcoordinatorのフレームワークに従って作られます。
Beanとは、JavaBeansの規約で作成されたJavaコンポーネントです。
BLOB型(Binary Large Object)とは、データベースの巨大なバイナリデータ(イメージ、音声、動画など)に対応するデータ型です。
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLやXMLなどの構造化文書にスタイルを設定するためのスタイルシート言語です。
EARは、EJB、Webアプリケーション、J2EEアプリケーションクライアントなどの組み合わせで構成されるアプリケーションをJAR形式でパッケージ化したファイル(拡張子は.ear)です。J2EEあるいはJava EEプラットフォームに配備(Deployment)することでアプリケーションを動作させることができます。
Enterprise Beanは、Enterprise JavaBeansの仕様に基づいて作成されたコンポーネントのことです。「EB」は省略された名称です。
Enterprise JavaBeansは、1998年3月に米国Sun Microsystems社が発表したミッションクリティカルなサーバ側のアプリケーションを作成するためのコンポーネントモデルです。「EJB」は省略された名称です。
IDL(Interface Definition Language:インタフェース定義言語)
IDLは、オブジェクトのインタフェースを定義する言語です。IDLにより、サーバアプリケーションが提供するインタフェースを定義することができます。
IIOP(Internet Inter-ORB Protocol)
IIOPは、CORBAの採用している通信プロトコルの名称です。
J2EE(Java2 Platform, Enterprise Edition)は、米国Sun Microsystems,Inc.が提唱したJavaによるエンタープライズアプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャおよび規約であり、Javaコンポーネント開発の標準仕様を指します。J2EEとはJ2EE 1.4までの規約の名称であり、それより後の規約はJava EEと呼ばれます。
J2EEアプリケーションクライアントは、J2EEの規約で定められているmainメソッドで起動されるJavaのクライアントプログラムです。J2EEのネーミングやセキュリティなどのサービスが利用できます。
Javaは、プラットフォーム(OS、CPU)に依存しないアプリケーションの開発を目的として、Sun Microsystems社によって提唱された、汎用のオブジェクト指向インタプリタ言語です。また、Java言語で記述されたアプリケーションの実行環境全体を指すこともあります。
JavaBeansとは、再利用可能なソフトウェア部品(コンポーネント)を作成するための仕組みです。GUIを使った簡単な操作により各部品間の関係付けを指定して部品を再利用することで容易にプログラムを開発できます。
Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)は、米国Sun Microsystems,Inc.が提唱したJavaによるエンタープライズアプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャおよび規約であり、Javaコンポーネント開発の標準仕様を指します。以前はJ2EEと呼ばれていた規約で、Java EE 5からこの名称になっています。
JavaServer Facesは、Webアプリケーションのユーザインタフェース開発のためのフレームワークです。Sun Microsystems社によって提唱され、Java Community Processにて標準仕様として策定されています。Interstage Studioでは、JavaServer FacesのUIコンポーネントタグおよびApcoordinatorが提供するタグをエディタでビジュアル表示し編集することができます。
JavaアプリケーションとはJavaで開発され、パソコンまたはサーバにプレインストールされて実行されるプログラムのことをいいます。マシンにビルドされた実行環境のもとで実行されます。
画面の形やレイアウトをJavaのクラスで定義したものが、Javaフォームです。
J Business Kitは、Javaによる各種アプリケーションを作成するうえで有効な業務支援ライブラリ、業務支援ツール、運用支援ツールや、Sun Microsystems社から提供されるJava Development KitのJavaクラスライブラリなどを提供しています。
JDBCは、Java言語での標準SQLデータベースアクセスインタフェースで、そのインタフェースを実装しているJDBCドライバを使用することによりデータベースへのアクセスを行うことができます。
JPA(Java Persistence API)は、Java EE 5で採用されたデータ永続化のためのAPIです。Java EE 5のEJB仕様(EJB 3.0)において、Entity Beanに代わるものとして採用されています。JPAはJDBCの代わりとして使うこともできます。JPAを用いるとJDBCよりも簡単な記述でデータベースにアクセスできます。
JSP(JavaServer Pages)は、HTMLファイルの内部にWebサーバ上で実行されるアクション定義やスクリプト定義をもつ動的Webページです。
ORBは、サーバ、クライアントの両方にあり、それぞれプログラム間のメッセージの受取りまたはリクエストの発行を行います。
SOAP(Simple Object Access Protocol)は、分散ネットワーク環境においてXMLベースの情報を交換するための通信プロトコルです。
SQLは、RDB系データベースを処理するための言語の1つです。
Webアプリケーションは、Webサーバ上で実行され、Webブラウザをクライアントとして使用するアプリケーションです。
WSDL(Web Services Description Language)
WSDLは、ネットワーク上で公開されるサービスのインタフェース(呼出し方法や、配置情報)をXML形式で記述したファイルです。W3Cにより、仕様が公開されています。
XMLは、電子処理を目的とした文書記述言語として、文書データの変換性を高める目的で開発されたものです。とくにWeb上で文書データを交換するための基本的なしくみを提供しています。
アプレットとは、Webブラウザ上に表示されるHTMLに埋め込まれて動作するJavaアプリケーションです。
業務システムの利用者が、プッシュボタンをクリックしたり、メニューを選択したときなどに、その出来事に対応して発生する事象をイベントといいます。
イベント単位に処理を記述することでアプリケーションを開発する方式を、イベントドリブンといいます。
開発した業務システムを運用して業務を行うときの環境を、運用環境といいます。
電子フォームに定義された内容に重ね打ちして印刷されるものをオーバレイといいます。通常、罫線・網かけなどのグラフィックデータをオーバレイとして作成します。
オブジェクトパレットは、フォームにコンポーネント(コントロールやBean)を配置するときに使うパレットです。パレット上の絵をクリックすることで、コンポーネントが選択できます。
プロジェクトの開発作業を行う環境を、開発環境といいます。
業務システムを開発するときに作成される資産を、開発資産といいます。
開発資産は、プロジェクト資産の格納フォルダに格納されます。
プロジェクト資産の格納フォルダには、画面や帳票のデザイン、処理手続きを記述したソース、ビルド時に作成された実行ファイルなどが格納されます。
クラスとは、「もの」を属性と振る舞いなどでカプセル化して定義したものです。
Javaアプリケーションにおけるコンテナとは、コンポーネント(コントロールやBean)を貼り付けることができるコンポーネントです。
コンテナ(J2EEアプリケーション、Java EEアプリケーション)
J2EEアプリケーションおよびJava EEアプリケーションにおけるコンテナとは、サーブレットやJSP、Enterprise Beanの実行環境です。これらのコンポーネントはコンテナに配備されることで実行可能になります。コンテナはまた、トランザクション管理、セキュリティ管理、セション管理、リソース管理などの機能も備えています。
コンポーネントとは、ある規格(JavaBeansの規格など)で作成された再利用可能なアプリケーション、コントロールまたはBeanなどの総称です。
サーブレットとは、Webサーバへのアクセスによって起動され、サーバ上のJava VM上で実行されるJavaプログラムです。
サーブレットページとは、サーブレットによって表示されるWebページです。
開発したプロジェクトに登録されているファイルを実行するときの環境を、実行環境といいます。
DBMS(データベース管理システム)は、データベースの作成、更新、追加および検索などを効率良く行うためのソフトウェアです。
電子フォームは、申請書類や伝票などの帳票のフォーマットを定義した電子データです。帳票のレイアウトの情報や、Webアプリケーションとデータをやり取りするための情報などから構成されています。
データベースの更新処理で、必ず完結しなければならない一連の処理のことを、トランザクションといいます。
定義した内容から実行形式のファイルを作成することを、ビルドといいます。ビルドするときには定義内容に矛盾がないかどうかもチェックされます。
Javaのクラスから生成されたオブジェクトまたはクラス自身がもつデータのことを、フィールドといいます。
フォームは、画面または帳票のレイアウトなどを定義したものです。
アプリケーションの初期化、メッセージループ、アプリケーションの終了時の後処理など、アプリケーションの実行に必要な処理の一連の流れを、フレームワークといいます。
関連する業務をまとめた業務システム全体のことを、プロジェクトといいます。たとえば、販売管理システムや生産管理システムは、それぞれ1つのプロジェクトになります。
コンポーネントがもつ属性をプロパティといいます。色、フォントなどのプロパティがあります。
予約語は、Interstage Studioが制御に使用するために、事前に予約されている名前です。
ワークベンチとは、プロジェクトの定義から実行まで、すべての開発作業を行う開発環境です。