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Interstage Studio 解説書

はじめに

Interstage Studioは、Webアプリケーションの開発から最新のWebサービスの開発まで対応した、コンポーネント指向のJava統合開発環境です。

Interstage Studio (Standard-J EditionおよびEnterprise Edition)は、以下のOS上で動作します。

本書の目的

本書は、Interstage Studioを使って各種アプリケーションを開発するにあたって、最初に知っておくべき事項を説明しています。
本書を読むことで、Interstage Studioの概要や基本事項を知ることができます。

対象読者

本書は、読者が、画面、帳票およびデータベースの処理を含めたアプリケーションの開発やWindowsに関する基本的な知識があることを前提としています。

構成と読み方

本書の構成は、以下のようになっています。

表記方法

本書の位置付け

本書『Interstage Studio 解説書』は、Interstage Studioとして提供している以下の製品共通の解説書です。

注意

製品により開発できるアプリケーションが異なります

Interstage Studioでは、開発できるアプリケーションの種別が各製品で異なります。本書の「第5章 Interstage Studioで開発できるコンポーネント」では、見出しまたは本文のはじめに以下のようなイメージを付加して、Enterprise Editionだけで開発できるアプリケーション(コンポーネント)であることを示しています。

登録商標について

Microsoft、Active Directory、ActiveX、Excel、Internet Explorer、MS-DOS、MSDN、Visual Basic、Visual C++、Visual Studio、Windows、Windows NT、Windows Server、Win32 は、米国およびその他の国における 米国Microsoft Corporationの商標または登録商標です。
Sun、Sun Microsystems、Sunロゴ、SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
その他の記載されている商標および登録商標については、一般に各社の商標または登録商標です。

なお、本文中では、(R)およびTMは略記しています。

2009年8月

改版履歴
2007年 4月  初版
2007年11月  第2版
2008年 6月  第3版
2009年 8月  第4版

各製品で開発可能なアプリケーション

Interstage Studioとして提供している製品ごとに開発可能なアプリケーションの一覧を示します。なお、開発可能なアプリケーション一覧は、3階層モデルの処理ロジック層に分類して記載しています。Interstage Studioの各製品の概要や3階層モデルの詳細については、"第1章 Interstage Studioの概要"を参照してください。

製品別開発アプリケーション一覧

処理ロジック層

アプリケーションの種類

製品種別

EE

SJE

プレゼンテーション

Java
アプリケーション

Javaアプリケーション、アプレットおよび、JavaBeansの開発

Web
アプリケーション

HTML、サーブレットおよび、JSPを用いたWebアプリケーションの開発

ビジネスロジック

Enterprise Bean

Enterprise JavaBeansの開発

Webサービスアプリケーション

WebサービスアプリケーションおよびWebサービスクライアントアプリケーションの開発

CORBAアプリケーション

CORBAサーバアプリケーションの開発

プレゼンテーション
ビジネスロジック

エンタープライズ
アプリケーション

EAR形式のエンタープライズアプリケーションの開発

Apcoordinator
アプリケーション*1

フレームワークを用いたWebアプリケーションの開発

フレームワークを用いたEnterprise JavaBeansの開発

フレームワークを用いた電子フォームアプリケーションの開発 *2

*1:Java EE実行環境で動作するApcoordinatorアプリケーションの開発はできません。

*2:電子フォームの作成・編集は、Interstage Studio Enterprise Editionで行うことができます。なお、電子フォームアプリケーションの作成は、フレームワークに従った開発(Apcoordinatorアプリケーション)を推奨します。

製品種別

EE:Interstage Studio Enterprise Edition
SJE:Interstage Studio Standard-J Edition

凡例

○:開発対象のアプリケーション
-:開発対象外のアプリケーション