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Interstage Studio リリース情報

2.5.2 J2EE開発機能

Webアプリケーション関連ウィザードの統合

V7まではWebアプリケーションのコード生成で6種類、JavaServer Pagesの生成でも6~7種類のウィザードを提供していましたが、これらのウィザードを統合し、よりシンプルな形で提供しています。

生成されるファイルもシンプルなものとなり、編集を開始するベースとして使い勝手の良いものになっています。

Webサービス関連ウィザードの変更

Interstage Application Server 8.0から、Web Services for J2EE規約に準拠したWebサービス機能が標準のWebサービス実行環境となりました。それに伴い、Webサービス開発機能を以下のように変更しています。

V7までのSOAPサービスを利用したアプリケーションを開発したい場合にはInterstage Apworks V7を使用してください。

Web Deployment Descriptorエディタ

Webアプリケーション用のdeployment descriptor(web.xml)を編集するための専用エディタとして、新しくWeb Deployment Descriptorエディタを提供します。従来XMLファイルとして直接編集していたweb.xmlを専用の設定画面ベースで編集することができるので、XMLタグの記述誤りを防ぐことができます。

Deployment Descriptorエディタにおけるソース編集タブ

以下のDeployment DescriptorエディタではXMLソースを直接確認、編集するための[ソース]タブを提供します。

他のファイルから設定をコピー&ペーストしたい場合などに利用でき、Deployment Descriptorの編集の自由度が高まります。

SPT(サーブレットページテンプレート)エディタ

SPTとは動的なWebページを作成するためのテンプレートファイルのことで、サーブレットによるWebアプリケーション開発が主流であった頃に、動的なWebページの開発を簡単にするために富士通が提供した開発手法です。現在はWebアプリケーションの標準的な開発手法であるJSP(JavaServer Pages)がこの役割を担っています。このためSPTを編集するためのエディタを廃止し、JSPを推奨する方針を更に明確にしました。

Webサービスの配備およびデバッグ

WebサービスをWebアプリケーションの中に統合したことにより、Webサービスの配備やデバッグもWebアプリケーションと同じ手順で行えるようになりました。Webサービスのローカルデバッグ時には、ローカルのアプリケーションサーバにWebサービスが自動的に配備されます。