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Systemwalker Desktop Keeper V14g 運用ガイド 管理者編

3.4.1 CTポリシーを変更する

CTポリシーを変更する

CTポリシーの変更手順を説明します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. CTグループツリーから、ポリシーを変更するCTが所属するCTグループを選択します。

    →最新のポリシー情報が表示されます。

    注意

    以下の場合は、CTグループやCTリストの情報を最新にしてください

    以下の条件のどちらかを満たす場合、画面に表示される統合管理サーバ配下の管理サーバの、CTグループ、およびCTリストの情報は最新になっていない場合があります。

    • 管理サーバ側でCTグループツリーが変更された場合

    • Active Directory連携が実行され、グループツリーが変更となった場合

    最新にするには、[ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択してください。


  3. CTリストからポリシーを変更するCTを選択します。

  4. ポリシー一覧の各タブで、ポリシーを変更します。

    ポリシーの設定項目の説明は、“2.4.1 端末初期設定をおこなう”を参照してください。

  5. 必要に応じて、CTリストに表示されている[名称]または[備考]を変更します。

    [名称]および[備考]に入力できる文字は、以下のとおりです。

    • [名称]:半角で40文字(全角で20文字)までの英数字、漢字、ひらがな、またはカタカナを入力できます。

    • [備考]:半角で127文字(全角で63文字)までの英数字、漢字、ひらがな、またはカタカナが入力できます。

  6. 以下のどちらかのボタンをクリックし、ポリシーをCTに反映します。

    • [次回起動時に更新する]ボタンをクリックする場合

      各タブのポリシーがデータベースに反映されます。ただしクライアント(CT)には、即時にポリシーが反映されません。次回のクライアント(CT)起動時、クライアント(CT)が接続するサーバ(統合管理サーバ、または管理サーバ)と通信が行われたときに、最新のポリシーが反映されます。

    • [即時更新を行う]ボタンをクリックする場合

      • 各タブのポリシーがデータベースに反映され、稼働しているクライアント(CT)にも反映されます。
        ただし、[ファイル持出し禁止]タブの設定は、即時更新を行ったクライアント(CT)で持出しユーティリティが起動されていた場合は、次回の持出しユーティリティ起動時からポリシーが反映されます。

      • [印刷禁止]タブで許可しているアプリケーションが、即時更新を行ったクライアント(CT)で起動されていた場合は、次回のアプリケーション起動時からポリシーが反映されます。

      • [ログオン禁止]タブの設定でログオフまたはシャットダウンする設定にした場合、起動中のクライアント(CT)には即時に反映され、ログオフまたはシャットダウンされます。なお、稼働していないクライアント(CT)や、上位サーバと通信できないクライアント(CT)では、次回のクライアント(CT)起動時、クライアント(CT)が接続するサーバ(統合管理サーバ、または管理サーバ)と通信が行われたときに、最新のポリシーが反映されます。

    ポイント

    クライアント(CT)数が多い場合は、[次回起動時に更新する]を選択することを推奨します

    統合管理サーバまたは管理サーバと接続されていないクライアント(CT)との接続タイムアウト時間は、クライアント(CT)1台につき5秒です。また、ネットワーク環境にも依存しますが、統合管理サーバまたは管理サーバと接続されているクライアント(CT)に、[即時更新]を行うと、ポリシー適用に要する時間は、クライアント(CT)1台につき1秒程度かかります。
    そのため、ポリシーの設定対象とするCT数が多いときは、[次回起動時に更新する]ボタンをクリックする運用を推奨します。


    →[名称]または[備考]を変更した場合は、ポリシーが反映されると、入力した情報が、CTリストに反映されます。


クライアント(CT)にグループポリシーを適用する場合

クライアント(CT)にCTポリシーを適用せず、そのクライアント(CT)が所属するCTグループのグループポリシーを適用することもできます。この場合は、[グループポリシーを適用]チェックボックスをチェックし、ポリシーの反映操作を実施してください。


CTグループを選択して配下のCTのポリシーを一括変更する

CTグループポリシーの設定時に、そのCTグループ配下のクライアント(CT)にも、ポリシーを一括で設定できます。この場合、CTポリシーの設定値とCTグループポリシーの設定値は、同じです。

設定手順の詳細は、“3.2.1 CTグループポリシーを変更する”を参照してください。


CTポリシーをコピーする

CTにすでに設定されているCTポリシーを、ほかのクライアント(CT)にコピーする方法を説明します。
ポリシーのコピーを利用すると、同じCTポリシーをほかのクライアント(CT)に設定できます。

手順を以下に示します。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。

  2. CTグループツリーから、コピー元となるクライアント(CT)が登録されているCTグループを選択します。

  3. CTリストからコピー元となるクライアント(CT)を選択し、右クリックします。

    →ポップアップメニューが表示されます。

  4. 表示されたポップアップメニューから[ポリシーコピー]を選択します。

  5. CTグループツリーから、コピー先となるクライアント(CT)が登録されているCTグループを選択します。

  6. CTリストからコピー先となるクライアント(CT)を選択し、右クリックします。

    →ポップアップメニューが表示されます。

  7. 表示されたポップアップメニューから[ポリシー貼り付け]を選択します。

    →ポリシー複写の確認画面が表示されます。

  8. ポリシーを複写し、複写後のポリシーをクライアント(CT)に即時反映する場合は[はい]を、ポリシーを複写し、複写後のポリシーは次回起動時に反映させる場合は[いいえ]を、ポリシ-の複写をキャンセルする場合は[キャンセル]をクリックします。