CTを追加する
管理コンソールのCTグループツリーやCTリストに、クライアント(CT)を新規に追加するには、管理対象とするPCにCTをインストールします。CTのインストールについては、“Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド”の“CTをインストールする”を参照してください。
インストール後にクライアント(CT)を再起動すると、統合管理サーバまたは管理サーバとの通信が開始され、CTグループツリーやCTリストにクライアント(CT)が追加されます。
CTグループツリーにおけるクライアント(CT)の表示位置については、“CTグループポリシーとCTポリシーの関係”または“構成情報ツリーの表示”を参照してください。
注意
同一のCTが複数登録される原因
管理コンソールにおいて、同一のCTが複数登録される場合は、以下の原因が考えられます。
【原因1】
コンピュータ名が同じで、かつ、サーバ設定ツールのシステム設定におけるCT登録時動作で設定した内容(MACアドレス、所有者、OS種別)のどれかが違うCTがすでに登録されている状態で、CTをインストールした場合(LANカードの交換で、MACアドレスが変更となり、その後、CTをインストールした場合)
【原因2】
コンピュータ名が同じで、かつ、サーバ設定ツールのシステム設定におけるCT登録時動作で設定した内容(MACアドレス、所有者、OS種別)のどれかが違うCTがすでに登録されている状態で、CTの再登録コマンドを実行した場合(LANカードの交換で、MACアドレスが変更となり、その後、CTの再登録コマンドを実行した場合)
CTを移動する
CTリストに表示されているクライアント(CT)を、CTグループツリーのCTグループに移動する方法を説明します。
以下の場所に表示されているクライアント(CT)の移動は、システム管理者だけが実行できます。
ルート直下
ドメイングループ直下
Localグループ直下
3階層のシステム構成で、統合管理サーバに接続されている管理コンソールで操作する場合、管理サーバをまたいだCTの移動はできません。
Active Directoryから構成情報を取り込んでいる場合、CTの移動については、“構成情報ツリーの表示”を参照してください。
手順を以下に示します。
[管理コンソール]画面を起動します。
CTグループツリーから、移動するクライアント(CT)が登録されているCTグループを選択します。
CTリストから移動するクライアント(CT)を選択します。
移動先CTグループに、移動するクライアント(CT)をドラッグ&ドロップで移動します。
→クライアント(CT)が移動されます。
[ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択します。
→[構成反映]することで、移動したクライアント(CT)がデータベースに反映されます。
[CTグループ構成反映]を実行しない場合、[ポリシー最新表示]、[次回起動時に更新する]、および[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされた状態になり、[CTグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。
CTを削除する
CTリストに表示されているクライアント(CT)を削除する方法を説明します。
以下の場所に表示されているクライアント(CT)の削除は、システム管理者だけが実行できます。
ルート直下
ドメイングループ直下
Localグループ直下
Active Directoryから構成情報を取り込んでいる場合、CTの削除については、“構成情報ツリーの表示”を参照してください。
クライアント(CT)を削除した場合、管理コンソールには表示されなくなります。表示するには、対象となるPCでクライアント(CT)を再インストールする必要があります。クライアント(CT)のインストールについては、“Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド”の“CTをインストールする”を参照してください。
また、クライアント(CT)を削除した場合、管理情報が削除されるので、蓄積されていたログをログビューアで見ることができません。ただし、ログそのものは削除されていないので、バックアップコマンドを実行することにより、出力することができます。
削除予定のCTについて、今後ログをログビューアで見る可能性がある場合は、CTを削除するのではなく、ツリーに“削除グループ”などを作成し、そのグループに移動して管理することをお勧めします。
手順を以下に示します。
[管理コンソール]画面を起動します。
CTグループツリーから、削除するCTが登録されているCTグループを選択します。
CTリストから削除するCTを選択し、右クリックします。
→ポップアップメニューが表示されます。
表示されたポップアップメニューから[CT削除]を選択します。
→削除確認画面が表示されます。
削除する場合は[OK]ボタンをクリックします。
→選択したクライアント(CT)が削除されます。
[ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択します。
→構成反映することで、削除したCTがデータベースに反映されます。
[CTグループ構成反映]を実行しない場合、[ポリシー最新表示]、[次回起動時に更新する]、および[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされた状態になり、[CTグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。