サーバの起動や停止といった操作をワークベンチで行うために、サーバビューに操作対象とするサーバを追加します。
サーバを追加する
動作確認を行うアプリケーションの配備先となるサーバビューをサーバに追加します。サーバの追加には、新規サーバウィザードを使用します。サーバビューでコンテキストメニューから[新規] > [サーバ]を選択します。ウィザードの設定項目については、以下を参考にしてください。
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
サーバのホスト名 | サーバがあるホストの名前を指定します。ローカルマシンの場合は"localhost"を指定します。 |
サーバのタイプ | サーバのタイプを選択します。対象とするバージョンのサーバタイプを選択します。InterstageのV9.2のJ2EEコンテナの場合は、[FUJITSU LIMITED] > [Interstage Application Server V9.2 IJServer (J2EE)]を選択します。 |
サーバ名 | サーバ名をカスタマイズできますが、Interstage Studioでは、ここでの変更は反映されず、以下の形式となります。 「IJServer名 [サーバタイプ名] (ホスト名)」 |
サーバランタイム環境 | サーバのタイプに対応するランタイム設定を指定します。サーバタイプとサーバランタイムは1対1で関連付いているため、特に変更する必要はありません。InterstageのV9.2のJ2EEコンテナの場合は、[Interstage Application Server V9.2 IJServer (J2EE)]を選択します。 サーバランタイム環境が登録されていない場合は、[サーバランタイム環境]の項目は表示されずに、[Interstage Application Server]ページが表示されます。サーバランタイム環境は自動的に登録されるので、[次へ]ボタンを押してください。 |
管理コンソールへの接続にHTTPS通信を使用する | Interstage管理コンソールを表示する際に、SSL暗号化通信を使用する場合にチェックします。サーバの設定に合わせる必要があります。 Interstage管理コンソールの運用に、SSL暗号化通信を使用するかどうかの設定は、Interstageインストール時に"運用形態の選択"で選択することができます。 |
Interstage管理コンソールのポート番号 | Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。通常は変更する必要はありません。デフォルトのポート番号は12000です。サーバ環境に合わせて変更してください。 |
Interstage JMX サービスのポート番号 | Interstage JMXサービスが、Interstage管理コンソールの要求を受け付けるポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は12200です。サーバ環境に合わせて変更してください。ホストがリモート環境の場合に設定可能です。 |
ログイン | サーバへの接続を行います。既に接続済みもしくは、ボタンを押してログインに成功するとボタンは押せない状態となります。 接続先のサーバがlocalhost以外の場合は、認証ダイアログボックスが表示されるので、ユーザ名とパスワードを指定します。ただし、localhostの場合でも、管理者権限のないユーザの場合は、認証ダイアログボックスが表示されるので、管理者権限を持つユーザ名および、パスワードを設定してください。 |
ユーザ名 | サーバ接続に使用するユーザ名を指定します。ここで指定したユーザ名でアプリケーションサーバの認証が行われます。認証に使用するユーザ名によっては、操作が制限されます。認証と制限される操作の詳細は、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"を参照してください。 |
パスワード | 認証に使用するパスワードを指定します。 |
IJServer | 接続したサーバに定義されているIJServerの一覧が表示されるので、対象とするIJServerを選択します。 |
HTTPポート番号 | サーバのHTTPポート番号を指定します。サーバ環境に合わせて変更してください。 |
プロジェクトの追加および除去 | サーバに配備するプロジェクトを指定します。使用可能なプロジェクトにプロジェクトの一覧が表示されるので、配備するプロジェクトを構成プロジェクトに追加します。 プロジェクトの追加は、サーバ追加後にもコンテキストメニューから実施することができます。 |
注意
EJB2.1のアプリケーションおよび、Webサービスアプリケーションが動作可能なIJServerタイプは同一VMのみとなります。
[サーバのタイプ]で旧版のサーバタイプを選択する場合は、サーバタイプで選択したバージョンのInterstage Application Serverのクライアント機能がインストールされている必要があります。また、接続するサーバにはリモート環境にあるサーバを指定してください。