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Interstage Studio Java EEワークベンチユーザーズガイド

6.1.1 データベースとは

データベースとは、複数の利用者がデータを共有できるように、データへのアクセスを管理するソフトウェアです。データベースは階層型、ネットワーク型、オブジェクト指向などのデータモデルがありますが、最も普及しているのはリレーショナルデータベースです。リレーショナルデータベースは、データを行と列の2次元のテーブルで管理して、テーブルとテーブルとの間をリレーション(関係)で管理します。

ワークベンチでは、このリレーショナルデータベースを操作する機能を提供します。

リレーショナルデータベースに関連する用語を以下に説明します。

SQL

リレーショナルデータベースを操作できる言語です。SQLには、表の作成、変更、削除などのデータ定義文(DDL)、データの更新、削除、検索などのデータ操作文(DML)、データの操作、確定、取消などのデータ制御文(DCL)があります。
SQLは標準規格ですが、ベンダによって準拠の状況はさまざまです。

スキーマ

テーブルやビューなどの要素の構成を表すものです。

ビュー

1つまたは複数のテーブルから列を抽出した仮想的なテーブルです。

インデックス

データベースのデータ検索の効率を高めるためのものです。

制約

テーブルに入力できるデータの条件を定義できるものです。主キーや外部キーなどの制約があります。