データベースとは、複数の利用者がデータを共有できるように、データへのアクセスを管理するソフトウェアです。データベースは階層型、ネットワーク型、オブジェクト指向などのデータモデルがありますが、最も普及しているのはリレーショナルデータベースです。リレーショナルデータベースは、データを行と列の2次元のテーブルで管理して、テーブルとテーブルとの間をリレーション(関係)で管理します。
ワークベンチでは、このリレーショナルデータベースを操作する機能を提供します。
リレーショナルデータベースに関連する用語を以下に説明します。
リレーショナルデータベースを操作できる言語です。SQLには、表の作成、変更、削除などのデータ定義文(DDL)、データの更新、削除、検索などのデータ操作文(DML)、データの操作、確定、取消などのデータ制御文(DCL)があります。
SQLは標準規格ですが、ベンダによって準拠の状況はさまざまです。
テーブルやビューなどの要素の構成を表すものです。
1つまたは複数のテーブルから列を抽出した仮想的なテーブルです。
データベースのデータ検索の効率を高めるためのものです。
テーブルに入力できるデータの条件を定義できるものです。主キーや外部キーなどの制約があります。