RSDは、Javaモデリング機能とUMLモデリング機能の2つのモデリング機能を提供しています。これらのモデリング機能は利用者の役割に応じて使い分けます。Javaモデリング機能とUMLモデリング機能の特徴を以下に示します。
Javaモデリング | UMLモデリング | |
利用者の役割 | Javaアプリケーションを実装するデベロッパ | アプリケーションの機能やアーキテクチャを分析・設計するアーキテクト |
モデリングの対象 | Javaアプリケーションの構造、実行順序、クラスやインタフェース間の関係 | ソフトウェアの仕様、構造、実行順序、およびそれらの関係 |
モデルの形態 | Javaソースコード | UML 2.1 |
モデルの格納先 | Javaソースファイル(.java) | モデルファイル(.emx) |
ダイアグラムの格納先 | ダイアグラムファイル(.dnx) (*1) | モデルファイル(.emx) (*2) |
*1) 1つのダイアグラムの情報が1つのダイアグラムファイルに格納されます。
*2) モデル配下に存在するすべてのダイアグラムの情報が1つのモデルファイルに格納されます。
Javaモデリング機能を利用してアプリケーションを開発する手順については"第2章 Javaソースを可視化しながらアプリケーションを開発する"を参照してください。UMLモデリング機能を利用してアプリケーションを分析・設計する手順については、"第3章 UMLを利用してアプリケーションを分析・設計する"を参照してください。
注意
Javaモデリング機能を利用するためには、Interstage Studioをインストールする必要があります。