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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 14.0 運用手引書テープバックアップ連携編

5.3.6 オプションの設定

業務ボリュームの存在する筐体とは別の筐体にあるバックアップボリュームにバックアップを行う場合は、オプションの設定を行います。

運用開始後にオプション設定ファイルを変更すると、バックアップ運用が継続できなくなる場合があります。そのため、運用開始後はオプション設定ファイルを変更しないでください。

なお、オプション設定ファイルを変更する場合は、バックアップポリシーも再設定する必要があります。

注意

  • REC/ROPC機能が動作可能なETERNUS ディスクアレイが必要です。

  • 両筐体がFCRA(FC Remote Adapter)で接続されていることが必須です。
    FCRAによる接続ではデータはInitiator側からTarget側へしか流れませんので最低2組のFCRA接続が必要です。

  • バックアップ運用では、リストアの際にROPC機能を利用するため、ROPC機能が動作しない(REC機能のみが動作可能な) ETERNUS ディスクアレイでは、業務ボリュームの存在する筐体とは別の筐体にあるバックアップボリュームにバックアップを行う運用はできません。

  • テープサーバへは、両筐体とも接続が必要です。

オプションの設定はcheck.iniファイルを作成します。ファイルのパスおよび記述方法については、Storageサーバの各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「オプションの設定」を参照してください。