Systemwalker Network Managerのネットワークデータベースに登録されている監視対象機器に関する構成情報を入出力するために使用します。
importおよびexportを行う場合は、以下の注意事項を参照して下さい。
注意
Systemwalker Network Managerシステムのサーバーコンポーネントが正常に起動していることを確認して下さい。
ノード情報、リンク情報、エッジ情報のimportは、import情報をネットワーク機器に問い合わせ、正当性が確認された情報のみimportを行います。ノード情報、リンク情報、エッジ情報のimportを行うときは、すべてのネットワーク機器をオンラインにして下さい。
ドメイン情報のimportについては、ネットワーク機器をオンラインにする必要はありません。
CSVファイルの各条件が満たされていることを確認して下さい。
“ビュー”については、あらかじめ「ビュー定義」で登録されている必要があります。
ドメインに所属するノード情報、リンク情報、エッジ情報を登録する場合は、事前にドメインを登録しておく必要があります。ドメインのimportを先に実行して下さい。
import時に“ビュー名”、“ドメイン名”が重複していた場合、最初に検索したビュー、ドメインに対して登録が行われます。
階層構造のドメインを登録する場合は、CSVファイル上で上位階層のドメインから順番に定義して下さい。
exportではグローバルビューの出力は行われません。
CSVファイルの文字コードは、Solaris版はEUC、Linux版はUTF-8にして下さい。
接続先指定(“,”、“[]”)は各リンク、エッジの最後とします。
繰り返し設定は連番とします。
ViewCodeは行の先頭に記述して下さい。
CSVに制御コード(Ctrl+K)等が含まれた場合は制御コードが省略されます。
import実行中にimport実行中ユーザが強制ログアウトされた場合、ログアウトは実行されますがimport処理は続けられます。この場合、強制ログアウト実行ユーザ側でimportからログインしたユーザを判断し、強制ログアウトを行なわないようにして下さい。
L3ビューを定義したネットワークデータベースをexportしたCSVファイルをimportした場合、L3ビューに関する情報はimportされません。
ネットワークデータベースのimportを実行する場合は、importコマンドを実行するディレクトリにimport用のノード情報ファイル、リンク情報ファイル、エッジ情報ファイル、ドメイン情報ファイルを作成しておく必要があります。
exportで作成したファイルを利用してimportする場合は、D.1 import/exportファイルの種類を参照し、ファイル名を変更して下さい。
exportで作成されるファイルは、exportコマンドを実行したディレクトリに作成されます。
import時に指定するオプションを変更することにより、構成情報の削除をすることも可能です。
削除時の注意事項については、以下注意事項を参照して下さい。
注意
ノード情報の削除の際には、ノード情報ファイルのノード名称と管理アドレスの両方が一致したものを削除対象とします。
リンク情報の削除の際には、削除対象リンクの検索方法は以下の優先順位で行います。 (1) 接続先情報(ノードの管理アドレスとポートアドレス)とリンク名称が一致
(2) 接続先情報(ノード名称とポートアドレス)とリンク名称が一致
リンクの削除により、リンクグループに集約されるリンク数が0となった場合は、そのリンクグループを削除します。
エッジ情報の削除の際には、削除対象エッジの検索方法は以下の優先順位で行います。 (1) 接続先情報(ノード管理アドレスとポートアドレス)とエッジ名称が一致
(2) 接続先情報(ノード名称とポートアドレス)とエッジ名称が一致
エッジの削除によりエッジグループに集約されるエッジ数が0となった場合は、そのエッジグループを削除します。
ビューエッジの削除によりビューエッジグループに集約されるビューエッジ数が0となった場合は、そのビューエッジグループを削除します。
ノード、リンク、エッジを削除した場合、関連するビューノード、ビューリンク、ビューエッジも削除されます。
ドメインを削除する場合、事前にドメインを空にしておく必要があります。