機能説明
監視対象装置のインタフェース情報(ifIndex、ifDescr、ifOperStatus)を表示します。スイッチなど、IPアドレスが割り当てられないインタフェースを監視する際、監視対象とするインタフェースを特定するための情報を本コマンドで取得します。
記述形式
/opt/FJSVipm/nrc/bin/NRCShowStatus [-c communiry_name] IP_address |
オプション
Community_name
情報を表示したい監視対象装置のSNMP readコミュニティを指定します。
省略した場合は、public になります。
IP_address
情報を表示したい監視対象装置のIPアドレスを指定します。
表示例
以下に表示例を示します。ifIndexは、インタフェース番号、ifOperStatusはインタフェースの状態、ifDescrは、インタフェースを特定するための名前です。
ifIndex ifOperStatus ifDescr
1 1 VLAN1
2 1 FastEthernet0/1
3 1 FastEthernet0/2
4 1 FastEthernet0/3
5 2 FastEthernet0/4
6 2 FastEthernet0/5
7 2 FastEthernet0/6
8 2 FastEthernet0/7
9 2 FastEthernet0/8
10 2 FastEthernet0/9
インタフェースの状態(ifOperStatus)に表示される値の意味は以下の通りです。値が "1" の状態以外のインタフェースは監視しても意味がありません。
値 意味
1 up
2 down(LANケーブルが接続されていない等)
3 testing(テストモード)
注意
SNMPのバージョンは、SNMPv1のみです。