名前
getvsw - 仮想化スイッチの情報の表示
形式
[Solaris OS版/Linux OS版]
VS900モデル200
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw [-s switch-name]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw -h
VS900モデル200以外
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw [-s "switch-name(host-name)"]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw -h
[Windows OS版]
VS900モデル200
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe getvsw [-s switch-name]
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe getvsw -h
VS900モデル200以外
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe getvsw [-s "switch-name(host-name)"]
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe getvsw -h
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
運用管理サーバに登録されている仮想化スイッチの情報を表示します。
本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。
オプション
情報を表示する仮想化スイッチ名を指定します。
VS900モデル200の場合は、仮想化スイッチ名を指定します。
VS900モデル200以外の場合は、仮想化スイッチ名(ホスト名)をダブルコーテーションで括って指定します。
本オプションを省略した場合は、運用管理サーバに登録されているすべての仮想化スイッチ名とその状態が一覧で表示されます。
コマンドの使用方法を表示します。
使用例
運用管理サーバに登録されているすべての仮想化スイッチ名とその状態を表示します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw SwitchName Status ConfigFile GroupID switch001(vsce1) running correct 1 switch001(vsce2) running incorrect 1 switch002(vsce3) running correct 2 switch002(vsce4) running correct 2 Command terminated normally.
仮想化スイッチ名“switch001(vsce1)”の情報を表示します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd getvsw -s "switch001(vsce1)" SwitchName switch001 HostName vsce1 SlotNumber - GroupID 1 Series VS900 Model VS900 Status running LStatus valid Resources exist ConfigFile correct TraceLevel 0 Version 00000001 FirmVersion 05200001 BuildDate 2008/06/04 16:14:37 SwitchDate 2008/10/20 20:45:22 Copyright FUJITSU LIMITED Command terminated normally.
項目名 | 意味 |
---|---|
SwitchName | 仮想化スイッチ名 |
HostName | %SystemRoot%¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイルに定義されているhost name |
SlotNumber | 常に"-"が表示されます。 |
GroupID | 冗長構成のスイッチID 同じIDのスイッチで冗長構成が組まれていることを示します。 |
Series | シリーズ名 |
Model | モデル名 |
Status | VSCエンジンの動作状態
|
LStatus | 仮想化スイッチの論理状態
|
Resources | 仮想ストレージのリソースの有無
|
ConfigFile | VSCエンジンの保持している構成情報の状態
|
TraceLevel | VSCエンジンの障害調査に用いられるトレースの設定レベル |
Version | VSCエンジンが保持している構成情報の版数 なお、構成情報がまだ作成されていない場合、“NONE”が表示されます。 |
FirmVirsion | VSCエンジンのファームウェアの版数 |
BuildDate | VSCエンジンの作成日付 |
SwitchDate | 仮想化スイッチが保持している内部時計の現在時刻 |
Copyright | 著作権表示 |
終了ステータス
0: 仮想化スイッチの情報が表示されました。
1: 仮想化スイッチの情報が表示されませんでした。
関連項目
なし。
注意事項
Status 情報に abnormal が表示された場合、以下の項目の内容は表示されません。
Series
Model
ConfigFile
TraceLevel
Version
FirmVersion
BuildDate
SwitchDate
Copyright
ConfigFile 情報に incorrect が表示された場合は、構成情報を復元する必要があります。