名前
startrep - レプリケーションの開始
形式
[Solaris OS版/Linux OS版]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd startrep -v virtual-disk-name -d destination-virtual-disk-name [-f] /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd startrep -h
[Windows OS版]
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe startrep -v virtual-disk-name -d destination-virtual-disk-name [-f] $INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe startrep -h
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
レプリケーションを開始し、セションIDを返却します。以後、開始したレプリケーションに対する操作は、このセションIDで指示します。
本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。
オプション
レプリケーション元の仮想ディスク名を指定します。
レプリケーション先の仮想ディスク名を指定します。
暗号化から非暗号化のコピーを許可します。
コマンドの使用方法を表示します。
使用例
仮想ディスク VDisk_0001 を、仮想ディスク VDisk_0101 へ複製します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd startrep -v VDisk_0001 -d VDisk_0101 SessionID 10020028 Command terminated normally.
仮想ディスク VDisk_0002 を、仮想ディスク VDisk_0202 へ複製します。
暗号化ボリュームから非暗号化ボリュームの強制指定を行います。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd startrep -v VDisk_0002 -d VDisk_0202 -f SessionID 10020028 ssvsc0434:暗合化属性のディスクから非暗号化属性へのコピーを実施しました。 Command terminated normally.
終了ステータス
0: レプリケーションの開始が正常終了しました。
1: レプリケーションの開始が異常終了しました。
関連項目
注意事項
業務サーバから、レプリケーション実行中の仮想ディスクへアクセスしないでください。レプリケーション実行中に仮想ディスクがアクセスされた場合、アクセスエラーとなります。
以下の仮想ディスクはレプリケーションできません。
マイグレーション処理を実行している仮想ディスク
レプリケーション処理を実行している仮想ディスク