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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

C.12 bcm.confパラメーター説明

ストレージ管理で FC-SCSI ブリッジを取り扱う際に使用される詳細設定ファイルです。このファイルはインストールされないため、以下に示す場所に作成する必要があります。

マネージャのOS種別

絶対パス名

Windows

$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥bcm.conf
($ENV_DIR は、マネージャをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/etc/opt/FJSVssmgr/current/bcm.conf


設定ファイルの反映方法

設定ファイルを変更した場合、リソース管理画面メニューの[ツール]-[オプション]-[定義ファイル再読込み]を選択するか、マネージャを再起動してください。当設定ファイルの内容が本製品に反映されます。


カスタマイズ

ストレージ管理では、ブリッジに接続された SCSI デバイスの装置種別を、bcm.conf ファイルで設定できます。

bcm.conf ファイルには、SCSI デバイスの VenderID、ProductID、LUN 番号、装置種別をテキスト形式で記述します。

ストレージ管理は、ブリッジに接続されている SCSI デバイスと bcm.conf ファイルの、以下の情報を比較します。

情報が一致すれば、bcm.conf ファイルに記述されている装置種別を SCSI デバイスの装置種別として設定します。

bcm.conf ファイルの記述例

# コメント行は'#'で開始
# VenderID,ProductID,LUN,DeviceType(0:Unknown,1:Disk,2:Drive,3:Array,4:Robot)
# の順にデータを記述してください。
IBM,03590B11,0,2
IBM,03590B11,1,4
FUJITSU,M8100AA2,0,2
FUJITSU,M8100AA2,1,4
Quantum,DLT4000,1,2
# STK,9730,1,4
IBM,ULT3580-TD1,0,2