ストレージ管理で FC-SCSI ブリッジを取り扱う際に使用される詳細設定ファイルです。このファイルはインストールされないため、以下に示す場所に作成する必要があります。
マネージャのOS種別 | 絶対パス名 |
---|---|
Windows | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥bcm.conf |
Solaris OS、 | /etc/opt/FJSVssmgr/current/bcm.conf |
設定ファイルの反映方法
設定ファイルを変更した場合、リソース管理画面メニューの[ツール]-[オプション]-[定義ファイル再読込み]を選択するか、マネージャを再起動してください。当設定ファイルの内容が本製品に反映されます。
カスタマイズ
ストレージ管理では、ブリッジに接続された SCSI デバイスの装置種別を、bcm.conf ファイルで設定できます。
bcm.conf ファイルには、SCSI デバイスの VenderID、ProductID、LUN 番号、装置種別をテキスト形式で記述します。
ストレージ管理は、ブリッジに接続されている SCSI デバイスと bcm.conf ファイルの、以下の情報を比較します。
VenderID
ProductID
LUN番号
情報が一致すれば、bcm.conf ファイルに記述されている装置種別を SCSI デバイスの装置種別として設定します。
例
bcm.conf ファイルの記述例
# コメント行は'#'で開始 # VenderID,ProductID,LUN,DeviceType(0:Unknown,1:Disk,2:Drive,3:Array,4:Robot) # の順にデータを記述してください。 IBM,03590B11,0,2 IBM,03590B11,1,4 FUJITSU,M8100AA2,0,2 FUJITSU,M8100AA2,1,4 Quantum,DLT4000,1,2 # STK,9730,1,4 IBM,ULT3580-TD1,0,2