クライアントの調査資料を採取するコマンドについて説明します。
名前
clientsnap - クライアントの調査資料の採取
形式
$INS_DIR¥Client¥sbin¥clientsnap -dir dirname [-all]
($INS_DIR は、クライアントをインストールした時の「インストール先のフォルダ」です。)
機能説明
クライアントの調査資料を採取するコマンドです。コマンドの実行には、Administrator 権限が必要です。
クライアントで何らかの問題が発生した場合に、調査資料を採取するために使用します。
採取した資料は、当社技術員に渡してください。
オプション
dirname に指定したディレクトリに、資料を採取します。ディレクトリ名は、ドライブ文字から始まるフルパス名で指定してください。
dirname に指定できる長さは、100 バイトまでです。
採取された資料は、“clientsnap_”で始まるディレクトリに格納されます。本コマンド実行前に、dirname に 70MB 以上の空き容量があることを確認してください。
調査に必要なすべての調査資料を採取します。本オプションを指定すると、採取される資料の容量が大きくなります。トラブルの初期調査(切分け)のために資料を採取する場合、本オプションの指定は不要です。
使用例
初期調査用資料を D:¥temp ディレクトリに採取します。
"C:¥Program Files¥ETERNUS-SSC¥Client¥sbin¥clientsnap" -dir D:¥temp