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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

6.2.7 表示エレメント

装置アイコンを装置詳細表示すると、エレメント数が莫大な数となり、関係管理ウィンドウが複雑な画面となってしまいます。このため、画面を見やすくする機能として、表示エレメント機能をサポートしています。

この表示エレメント機能は、レイヤごとのエレメントを表示するしないを設定する機能です。関係管理ウィンドウのメニューバーの[エレメント]-[表示・非表示]を選択するか、装置アイコンを詳細表示した状態で選択し、ポップアップメニューの[表示・非表示]を選択すると、左下のような表示エレメントを選択するダイアログが表示されます。以下は、サーバノードを選択した場合のデフォルトの表示エレメントのダイアログです。マルチパスドライバ(スライス)、Rawデバイス(スライス)以外のエレメントのチェックボックスにチェックされています。この時の関係管理ウィンドウは、右下の表示になります。

左下のようにファイルシステムとミラードライバレイヤのダイアログのチェックボックスのチェックを外すと、右下のようにチェックを外したレイヤを非表示にできます。

このように「表示・非表示」ダイアログのチェックボックスのチェックを変更することで、自由に画面に表示するエレメントを調整できます。ただし、HBA(ポート)などの必要最小限の情報は表示を制御できないように、チェックボックスを選択できないようになっています。

チェックボックスの設定はクライアントに保存されます。表示エレメントのダイアログ上の設定範囲で同種の Unit すべてを選択すると、同種の Unit すべてに設定が反映されます。現在の Unit だけを選択すると、現在選択中の Unit だけに設定が反映されます。サーバノードの場合は OS ごと、ストレージの場合は製品名ごと(GR710、GR720など)に、同種 Unit として分類しています。