本製品のストレージ管理機能を利用できる範囲は、ストレージ装置の機種によって異なります。
本製品では、機能の利用可能範囲を「サポートレベル」という設定値で表して、障害監視機能などの設定で使用します。サポートレベルとして選択できるものは、以下のとおりです。
サポートレベル | 代表装置名 | 装置検出 | 障害管理 | 管理画面連携 | FC接続線描画 | 関係管理詳細表示*1 | 性能管理 | ||
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SNMP Trap監視 | 装置ポーリング監視*2 | 装置状態の取得 | |||||||
A | ETERNUS DX60/DX80 ETERNUS2000 ETERNUS SN200MDS *6 SN200 モデル540 バーチャリゼーションスイッチ | 自動*3 | ○ | ○ | ○ | ○ | 自動 | ○ | ○ *10 |
B | ESCエージェントまたはSSCエージェントインストール済のSolaris OS, Windows, Linux, HP-UXサーバノード | 自動*3 | ○ | ○ | ○ | ○ | 自動 | ○ | - |
E | ETERNUS SX300 | 手動 | ○*6 | ○*9 | - | 手動設定 | 手動 | △ | - |
I | その他の手動組込み | 手動 | -*4 | -*5 | - | 手動設定 | 手動 | △ | - |
J | テープ暗号化装置 | 手動 | ○*7 | ○ | - | 手動設定 | 手動 | △ | - |
*1. ○は、装置内詳細エレメント表示が可能です。△は、装置および FC ポートの表示が可能です。
*2. SNMP を利用する装置は、ETERNUS DX60/DX80, ETERNUS2000、ETERNUS3000、ETERNUS4000、ETERNUS6000、ETERNUS8000、SN200、PRIMEGRY BX600ファイバーチャネルスイッチブレードです。エージェント導入サーバノードは独自プロトコルを利用します。その他の装置は ping を利用した監視となります。
*3. 下記の装置は「サブネット内装置検出」機能に対応していません。IPアドレスを1台ずつ指定する「単体検出」機能を使用してください。なお、サーバノードについては「サーバ登録」機能を使用してください。
ファームウェア版数 v4.0 以上の ETERNUS SN200(Brocade)
ESC エージェントまたは SSC エージェントインストール済みの Solaris OS, Windows, Linux, HP-UX サーバノード
ETERNUS LT270、LT250、LT160
ETERNUS VS900 モデル200/モデル300、SN200 モデル540 バーチャリゼーションスイッチ
ETERNUS VD800
PRIMEGRY BX600ファイバーチャネルスイッチブレード
VMware Infrastructure 3 Version 3.5 以降
VMware ESXi 3.5 以降
*4. SNMP Trap サポート装置の場合は、SNMP Trap XML 定義ファイルを作成することで管理可能です。
*5. LAN サポート装置の場合、手動組込み時にIPアドレスを指定すると、ping で監視できます。
*6. 装置の SNMP Trap 送信設定作業は個別に実施する必要があります。(本製品から自動設定できません)
*7. ベンダー固有のトラップは存在しないため、装置共通トラップだけを表示できます。
*8. ETERNUS VD800 のディスクアレイ装置において、ホストサーバと接続する FC-CA ポートに対するアクセスパス設定・削除は実施できません。また、関係管理情報では、ホストサーバと接続する FC-CA ポートの論理情報は表示されません。VDSC(Virtual Disk Service Console)を使用し設定・表示確認を実施してください。
*9. ETERNUS SX300、ETERNUS SX300S は装置ポーリング監視をサポートしていません。
*10. 性能情報を Systemwalker Service Quality Coordinator で参照できます。ただし、ETERNUS SN200 MDS seriesファイバチャネルスイッチは未サポートです。
*11. SNMP Trap 受信による障害監視はサポートしません。