PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 -
|
目次

|
2.4.2 ASM(Automatic Storage Management)を使用する場合
Oracle 10g の機能である ASM をPRIMECLUSTER 上で使用する場合は、スタンバイ運用(1:1運用待機)または、スケーラブル運用のみ使用可能です。ASM を相互待機やN:1運用待機で使用することはできません。
- スタンバイ運用の場合
ASM インスタンスを PRIMECLUSTER RMS にリソース登録してください。
リソース登録された ASM インスタンスは、起動・停止制御のみが行われ監視は行われません。ASM インスタンスに異常が発生した場合でも、Oracle インスタンスリソースで異常を検出しますので、userApplication の切替えが発生し、業務を継続できます。
- スケーラブル運用の場合
Oracle RAC 10g で ASM を使用する場合は、ASM インスタンスを PRIMECLUSTER RMS にリソース登録しないでください。ASM インスタンスの制御は Oracle Clusterware が行いますので、以降の注意事項は必要ありません。
2.4.2.1 環境構築時の注意
2.4.2.2 運用時の注意
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2009