PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 - |
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第2章 環境設定 | > 2.2 スタンバイ運用の場合 |
ここでは、userApplication の作成と、Oracle 以外のリソースの設定を行います。Oracle のリソースの設定は、データベース作成後に行います。
スタンバイ運用では下図のように、Oracle リソース以外の構成を先に作成します。
GDS は、スタンバイ運用の場合 "切替えディスク" として設定します。Oracleのシステムテーブルスペースを配置するための Disk Class と その他のデータを配置するための Disk Class を別々に用意し、Oracle のシステムテーブルスペース用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 "NO"、その他のデータ用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 "YES"と設定しての運用も可能です。
「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」 の 「第6章 クラスタアプリケーションの構築」 に従い userApplication を作成してください。
userApplication は、RMS Configuration Wizard を使用して設定します。RMS Configuration Wizard は、メニューから情報を選択しながら設定を行うウィザード形式になっています。
以下のコマンドを任意の1ノードで実行します。
# hvw -n <RMS 構成定義名> |
以下に Oracle リソースを含まない userApplication の設定例を示します。
「Application type selection menu」画面にて、ORACLE は選択しないでください。これは下位互換のためのものです。
以下の設定を推奨します。記述されていない属性は任意です。
属性 |
推奨設定値 |
AutoSwitchOver |
HostFailure|ResourceFailure|ShutDown |
PersistentFault |
1 |
HaltFlag |
yes |
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