PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 -
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第1章 機能概要

1.2 動作環境

■スケーラブル運用

RAC によるスケーラブル運用では、全ノードで Oracle が動作します。クライアントはどちらのノードに接続してもデータベースを使用することができます。

■スタンバイ運用

スタンバイ運用では、運用ノードと待機ノードが存在します。運用ノードでは、Oracle、論理IPアドレス、共用ディスクへの接続が活性化され、待機ノードでは、それらが非活性化されています。異常発生時には、待機ノードへの業務の切替えが発生し、待機ノードの資源が活性化されます。クライアントは論理IPアドレスによる接続を行うことにより、設定を変更することなく運用中のノードに接続することができます。


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